文字が消えていく世界描く、オイスターズ「日本語私辞典」愛知と富良野で上演

オイスターズのプロデュース公演「日本語私辞典」が、8月19日から22日まで愛知・ささしまスタジオ、9月5日に北海道・富良野演劇工場で上演される。

「日本語私辞典」は、毎日少しずつ文字が消え、その文字を含むあらゆる存在も消えていく世界を描く作品。作中では、主人公の女の子が朝起きてから夜帰宅するまでの日常が、会話のみで紡がれる。

作・演出を手がけるオイスターズの平塚直隆は「僕の大好きな戯曲『日本語私辞典』を名古屋で十年ぶりに再演します」「再演に向けて、戯曲も演出もさらにブラッシュアップして、過去最高の『日本語私辞典』をお見せしたいと思います」と意気込みを語った。

平塚をはじめ、オイスターズの中尾達也、田内康介、芝原啓成が出演するほか、秋葉七海、劇団あおきりみかんの川本麻里那、佐藤美輝、橋本咲季、廣瀬菜都美が出演。北海道公演にはELEVEN NINESの納谷真大がゲスト出演する。

なお本作は、10月8日19:30から22日19:30までアーカイブ配信される予定。

平塚直隆コメント

僕の大好きな戯曲「日本語私辞典」を名古屋で十年ぶりに再演します。大好きなのは面白いと思ってるからで、面白いと思ったから若手演出家コンクールでやったらやっぱり一等賞になりました。僕の「面白い」は間違ってないと思いました。再演に向けて、戯曲も演出もさらにブラッシュアップして、過去最高の「日本語私辞典」をお見せしたいと思います。今回は富良野にも参ります。これまた大好きな「富良野演劇工場」です。最高の出来にするのでもう再演は無いと思いますので、この機会に是非ご覧ください