「八月花形歌舞伎」が昨日8月3日に東京・歌舞伎座で開幕した。
第1部では、江戸時代に加賀藩で起きたお家騒動を題材とする「鏡山旧錦絵」の後日譚、三代猿之助四十八撰の内「『加賀見山再岩藤』岩藤怪異篇」を上演。本作では、
第2部では、三遊亭円朝の口演をもとにした怪談噺「『真景累ヶ淵』豊志賀の死」と、中村屋ゆかりの舞踊劇「仇ゆめ」が披露され、「『真景累ヶ淵』豊志賀の死」には、
第3部では、木曽義賢の壮絶な最期が描かれる義太夫狂言の名作「源平布引滝『義賢最期』」、歌舞伎の様式美に富んだ華やかな作品「伊達競曲輪鞘當」、清元の代表的な舞踊「三社祭」が上演される。
「八月花形歌舞伎」の公演は8月28日まで。
「八月花形歌舞伎」
2021年8月3日(火)~28日(土)
東京都 歌舞伎座
第1部
三代猿之助四十八撰の内「『加賀見山再岩藤』岩藤怪異篇」
作:河竹黙阿弥
補綴:奈河彰輔、石川耕士
補綴・演出:市川猿翁
演出:
第2部
一、「『真景累ヶ淵』豊志賀の死」
二、「仇ゆめ」
作・演出:北條秀司
第3部
一、「源平布引滝『義賢最期』」
二、「伊達競曲輪鞘當」「三社祭」
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