本作は、
囲み取材にはジェシーと寺脇が出席。本作が自身初の単独主演舞台となったジェシーは「緊張しすぎて髪が伸びちゃった」と冗談を飛ばして記者たちの笑いを誘い、「SixTONESメンバーの(京本)大我がミュージカルや舞台にたくさん出ていますが、僕はバラエティ番組でずっとふざけていくのかなと思っていた。お話をいただいて『え、ドッキリ?』と思いましたね」とオファーを受けた際の心境を明かす。
ジェシーはセリフ量に苦労したそうで「今までにないセリフの多さでびっくり。ソファで6度寝くらいしながら必死に覚えました」と稽古期間を振り返る。「稽古では皆さんのお芝居がお上手すぎて、自分は大丈夫かと不安になったんですが、どうでした?」とジェシーに尋ねられた寺脇は「彼は華があるし、大胆かつ繊細。その両面を持っていて素敵です」とジェシーを称賛した。
またジェシーは、稽古初日の帰り道に傘を持っていなかったため、寺脇の傘に入れてもらい、相合い傘で駅まで一緒に帰ったエピソードを披露。ジェシーが「寺脇さんは本当にお優しいんです。LINEでもアドバイスをくださって、家で『どんだけ優しいんだよ!』と独り言を言いました」と話すと、寺脇も「彼は毎日LINEをくれるんですよ」と明かして仲むつまじさをのぞかせた。
囲み取材では、作品タイトルにちなみ、2人が“スタンディングオベーション”について語る場面も。寺脇は「お客様が立ち上がって拍手をくださると、僕たちも鳥肌が立つほど感動するし、元気をもらえます。今回は『スタンディングオベーション』というタイトルですが(笑)、お客様が儀礼としてではなく、心から『立ち上がって拍手したい』と思えるような作品をお見せしたい」と意気込みを述べる。
ジェシーも「僕はけっこうすぐ立ち上がるタイプで、バラエティでも心が動いたら立ち上がるんですけど、あれも一種のスタンディングオベーションだと思います。だからこの公演で少しでも何か感じるものがあれば、ぜひ立ってほしい。今は厳しい状況ですが、キャストも客席も1つになり、最後はみんなでスタンディングオベーションができたら」とコメント。この発言を受けて、寺脇が「幕が開いたとき、(観客が)みんな立ってたらどうする?」と水を向けると、ジェシーは「そしたら最後に座ってもらいましょう。感動して座る(笑)」と“シッティングオベーション”を提案して報道陣を笑わせた。
最後にジェシーと寺脇は「『スタンディングオベーション』成功させましょう! ズドン!」と掛け声を響かせ、取材は終了した。
上演時間は20分の休憩を含む約2時間25分を予定。公演は8月29日までTBS赤坂ACTシアター、9月4日から7日まで京都・京都劇場にて。
「スタンディングオベーション」
2021年8月3日(火)~29日(日)
東京都 TBS赤坂ACTシアター
2021年9月4日(土)~7日(火)
京都府 京都劇場
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