「でんわ de 名作劇場」は、俳優たちが観客のもとへ電話をかけ、電話で名作の朗読を行う企画。「ふじのくに→せかい演劇祭2020」の1プログラムとして実施され、好評を受けて上演を重ねている。
通話は1回40分以内で、赤松直美、池田真紀子、
赤松は小川未明作「海のかなた」「眠い町」「月夜とめがね」「びんの中の世界」「黒い塔」「金の輪」「野ばら」「とうげの茶屋」「赤い蝋燭と人魚」「小さい針の音」「黒い人と赤いさそり」、宮沢賢治作「どんぐりと山猫」、有島武郎作「一房のぶどう」、池田は武石園子作「ねこのゆめ」、芥川龍之介作「魔術」、横光利一作「蠅」、萩原朔太郎作「青猫」より数編、高村光太郎作「智恵子抄」より数編、たきいは泉鏡花作「伯爵の釵(かんざし)」、三好十郎作「殺意~ストリップショー」、谷崎潤一郎作「盲目物語」、本多は寺田寅彦作「茶わんの湯」、岡本綺堂作「怪談―夜草紙」、小川未明作「月夜とめがね」、佐藤春夫作「あじさい」、フィオナ・マクラウド作(松村みね子訳)「女王スカァの笑い」をセレクト。利用料金は1500円となっている。企画の詳細は公式サイトで確認を。
※「ふじのくに→せかい演劇祭2020」「くものうえ↑せかい演劇祭2020」の「→」ならびに「↑」は、各方向への相互矢印が正式表記。
※初出時、本文に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。
ステージナタリー @stage_natalie
SPACの俳優たちによる「でんわ de 名作劇場」2021年も実施
https://t.co/BzvZujk9fN https://t.co/bSJDEGWMFU