ミュージカル「October Skyー遠い空の向こうにー」の合同取材会が去る6月に東京都内で行われ、キャストより、
本作は、元NASAの技術者ホーマー・H・ヒッカム・Jr.の自伝小説「ロケットボーイズ」をもとにした映画「
取材会当日がそれぞれ初対面となった甲斐、阿部、井澤、福崎。甲斐が「なんて呼び合う?」と尋ねると、福崎は「なゆちゃん」、井澤は「たくちゃん」、阿部は「らんちゃん」、甲斐は「しょうちゃん」と、お互いのニックネームを提案し合い、取材会は和やかなムードでスタートした。
今作では、小さな炭鉱町を舞台に、厳しい現実に直面しながらもロケットに夢を懸ける高校生たち“ロケット・ボーイズ”の物語が展開する。記者から“宇宙に憧れた経験”を問われると、福崎は「僕は茨城県出身で、夜は星がきれいに見られるところに住んでいたので、空を見ながら『宇宙人って、いるのかな?』と思いを馳せていました」と回想。井澤は「『宇宙の始まりがビッグバンの膨張だった』とか、わけがわからない宇宙の話が楽しく思えて、子供の頃は百科事典を眺めるのが好きでした。最近、月の土地を買うことができると聞き、自分でも買えそうな値段だったので、『ちょっと買っておこうかな』と(笑)」と発言し、周いの笑いを誘う。
続く阿部は「僕も小さい頃から宇宙や空が大好き。今でも夜空を2時間くらい眺めていることがあります。生きてるうちに、いつか実際に宇宙に行ってみたいです」とコメント。甲斐は「テレビで宇宙特集をやっているとのめり込んで見ていました。学校の授業でも、スケールの大きな宇宙の話が好きでしたね」と懐かしそうにエピソードを語った。
自身の現在の大きな夢について聞かれると、福崎は「自分で作った家具だけを置いた家に住んでみたい」、井澤は「中国語を勉強しているので、海外でお仕事をしてみたい」、阿部は「歳を取ったら自然に囲まれて暮らしたい」、甲斐は「いつか世界中に家を建てて、飛び回りたい」と、それぞれの目標を掲げる。
取材会の最後には、4人が本作にかける意気込みを述べた。福崎は「少年たちが共通の目標に向かい、壁にぶつかり、その壁を壊していくパワーが見どころです。座組でたくさん話し合いながら良い作品にしていきたい」、井澤は「憧れに向かって一生懸命なロケットボーイズたちの姿、そして親子の絆の大切さをお客様にお届けします」、阿部は「日本初演というプレッシャーもありますが、それが楽しみでもあります。皆さんと試行錯誤しながら、お客様ともその楽しさを共有したい」、甲斐は「コロナ禍だからこそ、苦境の中でも夢を持つことの大切さを教えてくれる作品です。ぜひお楽しみに!」と、それぞれ真摯に語った。
公演は10月6日から24日まで東京・Bunkamura シアターコクーン、11月11日から14日まで大阪・森ノ宮ピロティホールにて。チケットの一般販売は、東京公演分が8月28日10:00、大阪公演分は9月下旬に開始される予定だ。
ミュージカル「October Skyー遠い空の向こうにー」
2021年10月6日(水)~24日(日) ※朴ろ美の「ろ」は王へんに路が正式表記。
東京都 Bunkamura シアターコクーン
2021年11月11日(木)~14日(日)
大阪府 森ノ宮ピロティホール
演出:板垣恭一
脚本:ブライアン・ヒル&アーロン・ティーレン
作詞・作曲:マイケル・マーラー
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