“聖戦”参加した2世たちの物語、AI・HALLリーディング「ジハード」

AI・HALLリーディング「ジハード―Djihad―」が9月26日に兵庫のAI・HALLで上演される。

AI・HALLリーディングは、話題の作品をリーディング形式で上演し、現代戯曲と作家を紹介するシリーズ。「ジハード―Djihad―」はイスマエル・サイディ作の群像劇で、今回は同作を、田ノ口誠悟の翻訳、ミナモザの瀬戸山美咲の演出で送る。

劇中で描かれるのは、偏見や差別に苦しむ移民2世の青年たちが、“聖戦（ジハード）”に参加するためベルギーから内戦下のシリアへと向かう様子。出演者には関西を拠点に活動する、DanieLonelyの加藤智之、空間 悠々劇的の竹内宏樹、THE ROB CARLTONの村角ダイチ、戎屋海老が名を連ねた。

なお、15:30開演回では終演後に、瀬戸山とAI・HALLディレクターの岩崎正裕によるシアタートークが開催される。