鹿児島・桜島を巡るNHK BSPのドラマ「この花咲くや」脚本に詩森ろば

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来年春にNHK BSプレミアムで放送される鹿児島発地域ドラマ「この花咲くや」の脚本を、詩森ろばが手がける。

NHK BSプレミアム 鹿児島発地域ドラマ「この花咲くや」ビジュアル(写真提供:NHK)

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詩森ろば(写真提供:NHK)

詩森ろば(写真提供:NHK)[拡大]

本作には、小芝風花吉岡秀隆が出演。作中では、鹿児島・桜島のとある街を舞台に、世代の違う男女が、それぞれの“幸せ”を探す物語が描かれる。鹿児島の不動産会社に勤める坂元知花(小芝)は、仕事で伸び悩み、恋人からのプロポーズにも応えきれない日々を過ごしていた。そんなある日、知花は、津村幸次郎(吉岡)の家探しを担当することに。「鹿児島には縁もゆかりもない」と話す幸次郎に、知花ははりきり、桜島の見えるマンションを紹介する。しかし内見中、幸次郎は突然「桜島が見えない家がいい」と言いだして……。

撮影は今年11月から、鹿児島県内の各地で実施される予定。小芝と吉岡のコメントは以下の通り。

小芝風花コメント

小芝風花(写真提供:NHK)

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私は鹿児島に行った事はまだ一度もありませんが、自然豊かで、食べ物も美味しそうで、人が温かそうな印象を持っています。今回の作品は、生まれも育ちも鹿児島で、桜島が噴火するのが当たり前の中で育った女性を演じさせて頂きます。桜島の噴火が「日常」だからこそ、「災害」「被害」といった認識がなく、今までになかったのだから、大きな爆発なんて起きないと、心のどこかで思ってしまっているのが、印象的でした。と同時に、降灰すれば洗濯物が干せなかったり、車に灰が積もったり、生活をする上で不便な所もあるけれど、それでも鹿児島と桜島を愛する人々の心を通して、本当に素敵な場所なんだろうなと、鹿児島で撮影するのがとても楽しみになりました。

吉岡秀隆コメント

吉岡秀隆(写真提供:NHK)

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コロナ禍になり、震災のことが忘れ去られていくのではとないかと思っていた時にお話を頂きました。ドラマや映画の制作も困難な時代ですが、忘れてはならない人の持つ悲しみと、そこから生まれるであろう希望を見つけられるような作品になればと思っております。

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NHK BSプレミアム 鹿児島発地域ドラマ「この花咲くや」

2022年春

脚本:詩森ろば
演出:小島東洋
出演:小芝風花吉岡秀隆 ほか

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