テニミュ4thシーズン「青学vs不動峰」開幕に今牧輝琉「最高の幕開けにしたい」

「ミュージカル『テニスの王子様』4thシーズン 青学（せいがく）vs不動峰」が、本日7月9日に東京・TOKYO DOME CITY HALLで開幕した。

「ミュージカル『テニスの王子様』」は、許斐剛のマンガ「テニスの王子様」を原作とするミュージカル。テニミュ4thシーズンの1作目となる「青学（せいがく）vs不動峰」では、脚本・演出を三浦香、音楽をvagueのYu、振付を梅棒の遠山晶司が担当する。

開幕に際し、越前リョーマ役の今牧輝琉は「テニミュを観たことがない方でも、原作を読んだことがない方でも、面白かったと思ってもらいたい。今回は演出、ダンス、歌などすべてが一新された、僕たちから始まる新しいテニミュです」と話し、「1stシーズン、2ndシーズン、3rdシーズンのキャストの方々への感謝の気持ちを忘れず、バトンを受け継ぎ、最高の4thシーズンの幕開けにしたいです」と気合い十分に述べた。

手塚国光役の山田健登は「青学としてはとにかく勝ちにこだわり、手塚が1年生のときに言った『僕たちの代で青学を全国へ導きます』という言葉を有言実行できれば」と意気込み、「どうか真っすぐに真っ向勝負で戦っていく姿を見届けてください。最後まで油断せずに行きたいと思います」と呼びかけた。

橘桔平役のGAKUは「原作の不動峰は橘が引っ張ることで強くなるチームですが、僕たち新生不動峰はメンバー1人ひとりが高め合って強いチームになれたら。真っすぐに、この試合に勝つつもりです」、伊武深司役の土屋直武は「テニミュ4thシーズンは新しく始まるものですが、同時に18年間の歴史を背負っています。その歴史を受け継ぎながら新生テニミュを築いていきたいと思っています」とコメントした。

また1stシーズンにも出演し、今回は越前南次郎を演じる中河内雅貴は「越前南次郎を演じてこられた歴代の先輩方は、僕が人間としても、ダンサーとしても、演出家としても、振付師としても、俳優としても尊敬する方々ばかり。自分は歌とダンスとお芝居の3本柱を軸にしてきたので、これを武器に自分にできることをやれたら」と抱負を述べる。さらに中河内は「1stシーズンでは、ファンの皆様から熱い思いを受け取っていました。あの熱を、4thシーズンのみんなにもぜひ経験させてあげたい」と言い、「キャストたちは日々成長していきますし、ここから羽ばたく青年たちが必ずいます。ぜひその現場を目撃してもらえたら」とメッセージを送った。

TOKYO DOME CITY HALL公演は7月18日まで。本作はその後23日から25日まで熊本・熊本城ホール、30日から8月8日まで大阪・メルパルク大阪 ホール、20日から29日まで東京・日本青年館ホールでも上演される。なお一部公演ではU-NEXTで配信が実施され、本日7月9日の公演を16日まで配信中。18日の昼夜公演はライブ配信され、25日まで見逃し配信も行われる。またアーカイブ配信も行われるため、詳細は公式サイトで確認しよう。