本公演の出演者には高畑のほか、
また高畑からのコメントも到着。約3年前に本作を書き始めたという高畑は「こんな私を支えてくれた皆様と、本作『ジャム』をより良い形へ紡いでゆけたらと想っています。芝居の世界に足を踏み入れた時からずっと欲しかった『0からの1』を手に入れる事が出来ました。まだそれだけのことでしかありませんが、この『ハイワイヤ』が自分にとっての居場所であり、どなたかにとっての通過点である存在に成り得ればと想っています」と語っている。
東京オリンピックを翌年に控えた冬、東京郊外のある街では、数年前から通り魔が出没していた。その街には、作家志望の長男と引きこもりの次男、病で寝たきりの母、そして居候の2人が暮らす森田家がある。鬱屈とした状態が続く森田家だが、そこへある人物が現れて……。既報の通り公演は8月7日から14日まで、東京・小劇場B1にて。チケットの一般販売は7月11日10:00にスタートする。
高畑裕太コメント
約3年前、この作品を書き始めました。
その後、2020年に発令した緊急事態宣言の最中、初稿が完成しました。
その年の暮れに今回の企画を思い立ち、現在に至ります。
気付けば劇団まで立ち上げていて、身に余るほど沢山の関係者皆様のご助力のお陰で、公演を打つ体勢を整える事が出来ました。
皆様には、ただただ感謝の気持ちしかございません。
私はずっと、この物語を、お芝居として形にしたいと想い、
どうしても自分の手で作り、表現したいと考えました。とても頭が悪くて、劣っている人間ですが、周りの仲間、友人、家族には本当に恵まれたと感じています。
こんな私を支えてくれた皆様と、
本作「ジャム」をより良い形へ紡いでゆけたらと想っています。
芝居の世界に足を踏み入れた時からずっと欲しかった「0からの1」を手に入れる事が出来ました。まだそれだけのことでしかありませんが、この「ハイワイヤ」が自分にとっての居場所であり、どなたかにとっての通過点である存在に成り得ればと想っています。
※2021年8月4日追記:本公演は新型コロナウイルスの影響で中止になりました。
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高畑裕太が作・演出する「ジャム」詳細発表、「“0からの1”を手に入れた」(コメントあり) https://t.co/dsLKfJEx9P