「明治座7月純烈公演」が、本日7月2日に東京・明治座で開幕。初日公演後に、舞台上で合同取材会が行われた。
取材会には
「ラブレターを取り返せ!」はアメリカ・ニューヨークを舞台に、売れない3人組コーラスグループ“ホットピュアーズ”に舞い込んだ、儲け話の顛末がつづられる。
曽我廼家は初日を終えた感想を、「初めてのアメリカンコメディでしたので、お客様との反応と今まで稽古してきたお芝居がマッチするか心配でしたけど、温かい反応を感じられたのでほっとしています」と語った。また稽古期間の短さに「どうなるのかなと不安な部分もあった」と素直に語るのは星野。「でも、幕が開くと皆さん違うオーラを放たれていて、さすがだなと思いました(笑)」と純烈メンバーに熱い視線を投げかける。
小田井は「稽古場でPCR検査を受けて、その結果、全員が陰性だったことにまず大きな拍手が上がりました。(初日公演は)お客さんのほうが熱意を持って観てくださっていたので、コロナ禍だということを忘れるくらいの劇場になっていたんじゃないかなと。ものすごくホッとしています」と述べた。続けて、白川が「力が抜けたという感じがありますね。自分自身、緊張するかなと思ったんですが、リラックスした感じでお芝居、歌謡ショーに臨むことができました。あと26回、楽しめそうです」とほほ笑む。
酒井は「(この公演は)純烈結成以来、最大の試練みたいなところがあって。無事に初日をクリアできたのでホッとしてるんですけど、また明日から気を引き締めてやってかなあかんので。はよ7月19日になれへんかなと(笑)」と複雑な心境を語り、後上は「幕が開いてお客さんの顔があって、『あっ、始まったんだな』と思えました。そうやってお客さんの力で満たされるのが、“純烈の活動の延長戦上にある公演”なんだと実感しましたね」と感慨深げだ。
一方、「ものすごい緊張して昨夜もあまり眠れなかった」と言うのは磯野。「今日はマスクを取って芝居するのが2回目なんですけど、何度も見惚れてしまうんですよ(笑)。『純烈さんカッコいいなー』という気持ちがちょっとあって。明日からはちゃんと芝居に集中します!」と出演者の笑いを誘った。
また、純烈とは本公演で2度目の共演となる曽我廼家は、彼らの座長ぶりについて「いろいろな座長を見てきましたけど、4人共とっても謙虚で、新鮮に映りましたね。これから回を重ねていって、どういうふうに人格が変わってくるのか楽しみです」と言うと、酒井が「見とけよ」と返し、「そんなふうに好印象を持っています」と曽我廼家が焦る様子を見せ、会場を沸かせた。
上演時間は休憩を含む約3時間10分。公演は18日まで。
「明治座7月純烈公演」
2021年7月2日(金)~18日(日)
東京都 明治座
脚本:横山一真
演出:
出演:
第2部スペシャルゲスト:瀬川瑛子、
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【会見レポート / 公演レポート】見とけよ!純烈が明治座で初座長公演「僕らの活動の延長線上にある公演」
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