「観劇者」が、昨日6月30日に東京・シアターグリーン BIG TREE THEATERで開幕した。
本作は、“客席にこそドラマがある”をテーマに、客席の開場から終演後までの観劇者たちを描く作品。劇中では、元俳優、映像制作会社の社員、“推し活”に励む女性、初めて舞台を観にきた男性、娘の出演作を観劇しにきた夫婦など、同じ劇場の“M列”に座る人たちの姿が描かれる。
脚本・演出を
堀田竜成 コメント
この公演は、(登場人物)それぞれのストーリーがあり、(お越しいただく)みなさんにもきっとストーリーがあると思います。
自分に置き換えられるものとか、感じられるものがたくさんある舞台になっています。
次の何かの一歩に繋がる作品なると思いますので、一生懸命頑張りたいと思います。応援よろしくお願いします。
外岡えりか コメント
キャスト、スタッフ誰一人欠けることなく今日無事に幕が開くことがいまとても嬉しいです。
私たち一人一人が背負っている物語だったり思いだったりを、来て下さるお客さんも一人一人背負って劇場に来てくれていると思うので、お届けするのがいまから楽しみです。
最後まで駆け抜けられるように頑張ります。
林明寛 コメント
この脚本は、長い間演出や役者をされている開沼さんだからこそ書けたものだと思っていまして、一回舞台を見たことがある人であれば、引っかかるポイントが絶対にあると思うので、楽しんで頂けると思います。
個人的には開沼さんの頭の中を見られた感じがして楽しく本読みをやらせていただきました。楽しんで頂ければなと思います。
大滝樹 コメント
私はとにかく推し活をしている女性の代表だと思って、いまこの場にいると思っています。
見に来て下さる方は誰か推しの方が必ずいると思うので、その人に失礼のないように精一杯演じさせていただきたいと思います。
岩佐祐樹 コメント
お客さんが劇場に来た段階で何か共感ができる作品だと思っています。
よくある言葉ですが、一人一人が主役の舞台だと思いますので、誰か、もしくは複数人に共感して楽しんで頂けたら嬉しいですし、これからもっともっと観劇が好きになってもらえたら嬉しいです。
わたなべかすみ コメント
2か月間いろいろ悩んだり考えたりしながら稽古をしてきました。その頑張った結果を見せられればいいなと思っています。
私自身も観劇は好きですし、一観劇者としてこの観劇者の思いを伝えられればいいなと思います。
吉田翔吾 コメント
僕の役は仕掛けが一つしかないから、みんなと比べて言ってしまえば単純なことなんですけど、僕の中ではお客さんから一番共感を呼ぶようなことをやっているし、(開沼)豊さんからは、「お前はそうだ、そういう単純なことだけど、お前は一番劇的であれよ、一番ドラマティックであれよ」と言われているので、照明さんも音響さんも僕をめちゃくちゃドラマティックにしていただいて。だから僕はドラマティックに初日を迎えたいと思います。
斉藤レイ コメント
コロナ禍のなかでのキャスティングだったと思うので、少ない人数で舞台上でもひとりずつ立っているような感じで、その空間を埋めるのがマンパワーだよって演出の開沼さんが言われていました。
莫大なセリフの量なので、不安になることもあったんですけど、こうやって初日までこぎつけて、仕上がりを見ていただけたら笑いもあったし、みんながいい顔をして終われていたような気がして、もちろんもっともっと成長していくつもりですけれども、第一歩を踏み出せたかなと思っています。
最後まで、怪我無き、事故なき、病気なきで頑張りますので、よろしくお願いいたします。
長戸勝彦 コメント
私の妻(斉藤)が長かったので手短に(笑)。
若者と交じって最年長ですけれども、楽日まで怪我のないように、笑顔で楽日を迎えられるように今日から頑張って参りますので、最後までみなさん応援よろしくお願いします。
「観劇者」
2021年6月30日(水)~7月4日(日)
東京都 シアターグリーン BIG TREE THEATER
脚本・演出:
出演:
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ステージナタリー @stage_natalie
【公演レポート】劇場の観客たち描く、開沼豊が手がける「観劇者」幕開け(コメントあり)
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