今回上演されるのは、中津留による加筆修正版。作品について中津留は「人間は、いい意味でも悪い意味でも忘却する生き物である。今作の稽古で、当時の自分が何かを考えていたか、改めて考察した。忘れていないつもりではいたが、多くのことを思い出すのに苦労した。10年という時間の重みを痛感した。台風被害などが相次ぐ昨今、今また自然災害について考えたいと思う」とコメントしている。
なお長野公演は本日6月20日に閉幕。本作はこのあと、6月23日から27日まで東京・サンモールスタジオ、29・30日に宮城のエル・パーク仙台 スタジオホールにて上演される。
中津留章仁コメント
2011年に中津留章仁Lovers名義で初演したこの作品を、東日本大震災から10年目の今年、TRSHMASTERSで上演します。人間は、いい意味でも悪い意味でも忘却する生き物である。今作の稽古で、当時の自分が何かを考えていたか、改めて考察した。忘れていないつもりではいたが、多くのことを思い出すのに苦労した。10年という時間の重みを痛感した。台風被害などが相次ぐ昨今、今また自然災害について考えたいと思う。
TRASHMASTERS vol.34「黄色い叫び」
2021年6月18日(金)~20日(日) ※山崎到子の出演は長野公演のみ。
長野県 犀の角
2021年6月23日(水)~27日(日)
東京都 サンモールスタジオ
2021年6月29日(火)・30日(水)
宮城県 エル・パーク仙台 スタジオホール
作・演出:
出演:
※山崎到子の「崎」は立つ崎(たつさき)が正式表記。
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【公演レポート】中津留章仁が再び自然災害について考える、TRASHMASTERS「黄色い叫び」(コメントあり)
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