柚希礼音&愛希れいかが女スパイの生きざま見せる「マタ・ハリ」開幕

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ミュージカル「マタ・ハリ」が、去る6月15日に東京・東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)で開幕した。

ミュージカル「マタ・ハリ」より。(撮影:岡千里)

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ミュージカル「マタ・ハリ」より。(撮影:岡千里)

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本作は柚希礼音愛希れいかがWキャストで主演を務めるミュージカル。アイヴァン・メンチェルの脚本、フランク・ワイルドホーンの作曲、ジャック・マーフィーの歌詞で2016年に韓国で初演され、2018年には石丸さち子の訳詞・翻訳・演出で日本初演された。

ミュージカル「マタ・ハリ」より。(撮影:岡千里)

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ミュージカル「マタ・ハリ」より。(撮影:岡千里)

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舞台は第一次世界大戦中のヨーロッパ。国際的なダンサーで、スパイとして活動するマタ・ハリが、運命に翻弄されていく様子を描く。柚希はマタ・ハリ役を2018年より続投。愛希は同役に初挑戦となる。マタ・ハリを取り巻く男性陣には、フランス諜報局のラドゥー大佐役で加藤和樹田代万里生が出演。パイロットの青年アルマン役で三浦涼介東啓介が名を連ねた。また、マタ・ハリを支える衣装係アンナ役で春風ひとみ、ドイツの高等将校ヴォン・ビッシング役で宮尾俊太郎が物語を支える。

初日を終え、柚希は「今日、初日を迎えることができ、いつも以上に込み上げるものがあります。キャスト、スタッフの皆さまと一丸となって1公演1公演大切に務めて参りますので、千秋楽までどうぞ応援よろしくお願いします」と晴れやかな表情であいさつ。同日にアルマン役を演じた三浦は「ステージに立ち、スポットライトを浴びるこの喜びを胸にいっぱい、感じさせていただきました」と感慨深げに語り、ラドゥー大佐役の加藤は「エンタテインメントの力を信じ、明日からも一生懸命舞台に立って、皆さまを笑顔にしていきたいと思います」と決意を述べた。

ミュージカル「マタ・ハリ」より。(撮影:岡千里)

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ミュージカル「マタ・ハリ」より。(撮影:岡千里)

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ミュージカル「マタ・ハリ」より。(撮影:岡千里)

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16日には別キャストが初日を迎えた。アルマン役の東は「1回1回が僕らにとっては大事です。明日(公演が)できなくなるかもしれないという中でやっていきますので、皆さま健康でありつつ、この作品を……拡散していってください!」と叫び、田代は「劇場は特別な場所だなと実感した1日でした。多くの方に支えられながら今日まで来られました。(そのことについては)お察しください(笑)。ですが、無事に初日を迎えることができてうれしく思っています」とコメント。そして春風に「今日の客席はどうですか?」と振ると、春風は「大入り満員です!」と劇中のセリフで応え、会場を沸かせた。すると、愛希が「さすがすぎるごあいさつ」と一言。会場はさらなる笑いに包まれた。愛希は続けて「千秋楽まで誰1人欠けることなく、無事に、1回1回大切に務めていきたいと思います」と笑顔で語った。

上演時間は休憩を含む3時間5分を予定。公演は27日まで東京・東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)にて行われ、その後、7月10・11日に愛知・刈谷市総合文化センター アイリス 大ホール、16日から20日まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールで上演される。なお、6月26日17:00開演回と27日12:00開演回のライブ配信が決定した。配信はPIA LIVE STREAMにて。

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ミュージカル「マタ・ハリ」

2021年6月15日(火)~27日(日)
東京都 東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)

2021年7月10日(土)・11日(日)
愛知県 刈谷市総合文化センター アイリス 大ホール

2021年7月16日(金)~20日(火)
大阪府 梅田芸術劇場 メインホール

脚本:アイヴァン・メンチェル
作曲:フランク・ワイルドホーン
歌詞:ジャック・マーフィー
オリジナル編曲・オーケストレーション:ジェイソン・ホーランド
訳詞・翻訳・演出:石丸さち子

キャスト

マタ・ハリ:柚希礼音 / 愛希れいか
ラドゥー大佐:加藤和樹 / 田代万里生
アルマン:三浦涼介 / 東啓介

アンナ:春風ひとみ
ヴォン・ビッシング:宮尾俊太郎

鍛治直人工藤広夢飯野めぐみ / 石井雅登、伊藤広祥、竪山隼太、上條駿、中川賢、中本雅俊、森山大輔、彩橋みゆ、石井千賀、石毛美帆、桜雪陽子、Sarry、鷹野梨恵子、原田真絢

※初出時より本文を変更しました。

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※2021年7月20日追記:7月19・20日の大阪公演は新型コロナウイルスの影響で中止になりました。

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