「何か面白いことが起こりそうな気配」大谷皿屋敷脚本の自主映画、出演者募集も

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劇団「地蔵中毒」大谷皿屋敷が脚本を手がける自主映画「仲良くなりそうでならなかった奴(仮)」の制作が決定した。

映画「仲良くなりそうでならなかった奴(仮)」ビジュアル

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「仲良くなりそうでならなかった奴(仮)」では、予備校に通うユイを巡る物語が展開。監督・編集を澁谷桂一が担当する。大谷は「『映画の脚本書いてくださーい!』と、声の大きな半ズボンの男に言われたので、即座に俺も半ズボンに着替え直し、頭上で大きな丸を作って『いいよー!』と、突拍子もない声で返答し、脚本を書くことと相成りました」と創作の経緯を語り、「何か面白いことが起こりそうな気配はビンビンにしており、この『ビンビン』が気のせいでなければいいなぁと、ブックオフで買った『Y氏の隣人』を読みながら、俺は思うのです。とりあえず、これから段々出来上がって来ると思うので、楽しみにしていて下さい。横浜駅の工事よりは早く完成すると思うので」と語っている。

なお本作では出演者オーディションを実施。演技経験は不問で、応募受付は6月15日締切。詳細は公式サイトで確認を。

大谷皿屋敷コメント

大谷皿屋敷

大谷皿屋敷[拡大]

無職も一年続くと板についてくるもんで、俺の「自転車でブックオフへ向かう様」は、もはや何処に出しても恥ずかしくない、完膚なきまでの「無職」そのものな訳です。  

最寄りのコンビニ店員は、確実に俺の顔を認識しており、ヒゲ、長髪、100円ローソンのTシャツといった、「無職」、もしくは「せどりする人」以外考えられない風貌を横目に、「あぁ、だから平日の昼間に頻繁に来るのね」のフェーズを優に超え、「日常」の領域に片足を突っ込んだ対応をしてきている。

そんな一年が、俺のここ一年な訳で、そんなタイミングで、「映画の脚本書いてくださーい!」と、声の大きな半ズボンの男に言われたので、即座に俺も半ズボンに着替え直し、頭上で大きな丸を作って「いいよー!」と、突拍子もない声で返答し、脚本を書くことと相成りました。

相成りましたを、人生で初めて使ったことは置いておくとして、何か面白いことが起こりそうな気配はビンビンにしており、この「ビンビン」が気のせいでなければいいなぁと、ブックオフで買った「Y氏の隣人」を読みながら、俺は思うのです。

とりあえず、これから段々出来上がって来ると思うので、楽しみにしていて下さい。横浜駅の工事よりは早く完成すると思うので。

澁谷桂一コメント

高校時代、クラスメートが床に落とした弁当の唐揚げを時々私は食わされていた。私はウケると思って楽しくそれを食べていたし、結果ウケていた。

この話を他人にすると、ほとんどの相手は顔をひきつり私を憐れむ。

先日企画打ち合わせで初めておしゃべりした時、この話を大谷さんは大笑いしてくれた。

ほとんど初対面だったけど、私、いや俺、俺はそれで完全に信頼した。

映画を作るにあたっては、こういう直感が重要になる。覚えたり教えられたり勉強したりするんじゃなくて、ある日突然ピンときて、だんだんわかることがあるのだ。

そういう方と出逢える事を祈っています。最後のやつはブルーハーツのパクリです。

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裏本田・柴志朗(鈴木達也) @ssurahonda

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