本作は、上演台本・演出を手がける
開幕直前取材には、全出演者と鈴木が出席した。上演に向けた意気込みを、織山は「とにかく良いものも悪いものも出し切る。死ぬ気でやるという気持ちでいきます」、青木は「事務所に入所してからずっと一緒にいる織山と出演させていただくので、2人で力を合わせて頑張りたい」とそれぞれにコメント。鈴木は「かなり完璧な準備ができました。十分に準備ができて、僕も十分に自信をもってお届けできる作品」と言葉に力を込める。
また、役どころについて織山は「第二十三号は人間ではありますが、人間と河童の世界の狭間を生きているんですね。河童の常識に反発したり、それを受け入れるシーンがあるんですけど、そこに笑いがあって。稽古をしていてすごく楽しかった」と語る。青木は、自身が演じる河童に対し“死神”というイメージがあったと話し、「でも僕が演じるバッグという河童は、そういうイメージが全くなくて。オリ(織山)とも話をしていたんですけど、天使というか(笑)、そっち側なのかなと」と分析する。
最後に織山は「本作は、河童と第二十三号の温かいお話。僕が一番好きなのは、第二十三号が河童と一緒に笑い合っているシーンなんですね。そういったシーンからも、(観客に)ハッピーになってもらえればいいなと。よろしくお願いします!」と呼びかけ、会見を締めくくった。上演時間は約1時間30分。公演は6月13日まで東京・品川プリンスホテル ステラボールにて行われ、25日から27日まで京都・ロームシアター京都 サウスホールにて上演される。
「空想科学劇『Kappa』~芥川龍之介『河童』より~」
2021年6月5日(土)~13日(日)
東京都 品川プリンスホテル ステラボール
2021年6月25日(金)~27日(日)
京都府 ロームシアター京都 サウスホール
原作:芥川龍之介
上演台本・演出:
出演:
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