本公演は、
上演について、女優A役の伊勢は「アツ兄(佐藤アツヒロ)の思いにみんなの個性が混じりあう作品になると思います。僕も、お客さまを惹き込めるように頑張りますので、ぜひ楽しみにしていてください」、女優C役の瀬戸は「とても濃い演劇体験ができると思いますので、多くの方に観てほしい」とコメント。女優B役の照井は「感染症対策で、ステージはビニールシートに囲まれていますが、逆にそれが効果的で、女優たちを覗き見している感覚になると思います。ぜひ楽しんでください」、女優D役の星元は「佐藤アツヒロさんの演出面はもちろん、衣裳、ヘアメイクもかなり斬新なものになっています。毎日観にいらしたとしても、楽しんでいただけるものになっていると思います」と自信を見せた。
そして佐藤は「今回のチーム全員で作品に向き合い、新たな発想を持ち寄り、稽古を重ね作り上げた『楽屋』。それぞれが想像で思い描いていたものが立体的になり、お客さまがいて、その場で出来上がります。そういう本番が迎えられることに感謝をしつつ、役者4人を見守り、演出家として支え、千秋楽までチームとして頑張っていきたい」と意気込みを述べた。公演は6月13日まで。
伊勢大貴 コメント
自分としては3回目の「楽屋」になります。前回まで同じ出演者として共に「楽屋」を作り上げてきたアツ兄(佐藤アツヒロ)と、そして今回の新しいメンバーと一緒に、これまでの礎の上に築いた新しい「楽屋」になりました。アツ兄の思いにみんなの個性が混じりあう作品になると思います。僕も、お客さまを惹き込めるように頑張りますので、ぜひ楽しみにしていてください。
瀬戸祐介 コメント
佐藤アツヒロさんの演出のもと、名もなき4人の女優たちのお話に、僕ら若手の俳優が精いっぱい取り組んできました。浅草九劇という劇場も、「楽屋」をやるにはぴったりの環境です。センターステージというのもあり、楽屋を覗き見しているような臨場感を、お客さまは味わえると思います。とても濃い演劇体験ができると思いますので、多くの方に観てほしいと思います。
照井健仁 コメント
今回の舞台「楽屋」は、男性が演じる女優たちの物語です。女優という“生き物”が、普段オンステージでは見せない部分を見せ、しかもそれが華やかであるという不思議なことが舞台上では起こります。<舞台・楽屋>という文字の並びが不思議な感覚で、僕は楽屋から出て、また楽屋に入ります。普段は見えないところが詰まっている戯曲だからこそ、それを演じるのは難しくも面白いところです。感染症対策で、ステージはビニールシートに囲まれていますが、逆にそれが効果的で、女優たちを覗き見している感覚になると思います。ぜひ楽しんでください。
星元裕月 コメント
非常に有名な戯曲ですが、今回はこれまで日本で上演されてきた「楽屋」とは本当に一線を画す、真新しい「楽屋」を全員で作りあげてきました。佐藤アツヒロさんの演出面はもちろん、衣裳、ヘアメイクもかなり斬新なものになっています。毎日観にいらしたとしても、楽しんでいただけるものになっていると思います。自信を持ってお届けしますので、ぜひ、劇場に遊びにいらしてください。
佐藤アツヒロ コメント
僕自身、過去2回出演してきた「楽屋」ですが、今回は演出として向き合っています。若い俳優たちに、僕の舞台に向き合う姿勢なども含め伝えていけたらいいなと思って引き受けた演出の仕事ですが、僕ひとりで作品を作り上げたわけではありません。演劇は総合芸術です。今回のチーム全員で作品に向き合い、新たな発想を持ち寄り、稽古を重ね作り上げた「楽屋」。それぞれが想像で思い描いていたものが立体的になり、お客さまがいて、その場で出来上がります。そういう本番が迎えられることに感謝をしつつ、役者4人を見守り、演出家として支え、千秋楽までチームとして頑張っていきたいと思います。このコロナ禍ではありますが、感染症対策としてステージをビニールシートで囲っています。その空間を逆手にとり、<楽屋を覗いている>という演出にもなっていますので、70分の女優4人の物語をぜひ楽しんでもらいたいなと思います。あとは……雷とか雨音といった環境音が多めなので、うるさかったらごめんなさい(笑)。でも、楽しんでください!
「楽屋-流れ去るものはやがてなつかしき-」
2021年5月31日(月)~6月13日(日)
東京都 浅草九劇
作:
演出:
スーパーバイザー:
出演(五十音順):
関連記事
佐藤アツヒロのほかの記事
リンク
伊勢大貴 @isedai0515
ステージナタリーさんの公演レポートです。
劇中写真も素敵なものばかりです。
是非ご一読下さいませ😊
https://t.co/2AkS7GECrY