“性を超越した孤独な魂の旅路”をご一緒に、スタジオライフ「VAMPIRE LEGENDS」

スタジオライフ「VAMPIRE LEGENDS」が、去る5月20日に東京・ウエストエンドスタジオで開幕した。

「VAMPIRE LEGENDS」は、ジョゼフ・シェリダン・レ・ファニュの「吸血鬼カーミラ」を原作に、倉田淳が脚本・演出を手がけた作品。本公演では、女性の吸血鬼カーミラとカーミラに惹かれる娘ローラを描いた“カーミラ版”と、カーミラを男性の吸血鬼ゼーリヒに、ローラを青年ジョージに置き換えた“ゼーリヒ版”の2バージョンが回替わりで上演される。カーミラ役とゼーリヒ役は、いずれも松本慎也が演じ、ローラ役には山本芳樹、ジョージ役には曽世海司がキャスティングされている。

本作について、倉田は「劇団オリジナルの男性吸血鬼ゼーリヒ版に加え、原作に則った女性吸血鬼カーミラ版の登場です。男性役はもちろん女性役も自在に存在させる男優集団ならではの、性を超越した孤独な魂の旅路をご一緒していただければと思います」とコメントした。

公演は5月30日まで。なお、25日と28日の19:00開演回では、出演者全員が出席する約15分のアフタートークが実施される。28日には倉田も登壇予定だ。また、本公演のDVD発売が決定。9月の一般販売に先駆け、劇場とオンラインで先行予約が受け付けられる。DVDには2バージョンの公演映像に加え、DVD用に撮影されたアフタートークが収録される。

倉田淳コメント

98年、06年とレ・ファニュの「カーミラ」を舞台化させていただき、今回3度目の上演にして新生「VAMPIRE LEGENDS」誕生となりました。

劇団オリジナルの男性吸血鬼ゼーリヒ版に加え、原作に則った女性吸血鬼カーミラ版の登場です。男性役はもちろん女性役も自在に存在させる男優集団ならではの、性を超越した孤独な魂の旅路をご一緒していただければと思います。