“狼”通して人間描く、OrganWorks最新作「WOLF」

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OrganWorksの「WOLF」が7月2日から4日にかけて、神奈川・神奈川県立青少年センター スタジオHIKARIで上演される。

OrganWorks (c)yixtape

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「WOLF」は“狼”を題材にした新作ダンス。今回は、古来からさまざまな物語で扱われてきた人間の普遍的なテーマ、“生きるとは何か?”を、狼を通して問いかける。作・演出・振付を平原慎太郎が手がけ、キャストには町田妙子、池上たっくん、大西彩瑛、村井玲美、青柳潤のほか、俳優の高木稟がストーリーテラーとして名を連ねた。

テキストとダンスを融合させた表現で知られる平原が、“寓話”を物語とする本作でどのようなアプローチを見せるのか注目だ。チケットは5月30日に発売される。

なお、6月23日には神奈川県内に在学または在住する高校生以上の学生を対象に、「WOLF」のリハーサルが特別公開される。申し込みは6月18日まで。詳細は公式サイトで確認を。

平原慎太郎コメント

平原慎太郎 (c)Hajime Kato

平原慎太郎 (c)Hajime Kato[拡大]

「WOLF」

物語によく出てくる狼

彼らは一昔前までは山の守り神として称えられていましたが、いつの間にか、害獣と見なされ駆逐されてしまいます。

少しの認識の変化で正義だったものが悪に、伝統的なものが古いものとみなされ、今まで普通だったものが攻撃の対象に。

しかし、いつしかその状態もなくなり、過去に存在した凛々しい生き物として称えられることもあります。そんな人間によって奇異な存在にされてしまった孤高の存在「狼」を題材にしたダンス作品です。

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OrganWorks 新作公演「WOLF」

2021年7月2日(金)~4日(日)
神奈川県 神奈川県立青少年センター スタジオHIKARI

作・演出・振付:平原慎太郎
音楽:景井雅之
出演:町田妙子、池上たっくん、大西彩瑛、村井玲美、青柳潤、高木稟

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