これは、Team 申にとって約11年ぶりとなる本公演。創作の発端となったのは、昨年放送されたドキュメンタリー番組「中国王朝 英雄たちの伝説」の第3章“過労に倒れた専制君主・雍正帝”の佐々木による中国ロケだ。本作では、清の第5代皇帝で、玉座に座ることなく執務室で毎日20時間働き、最期は過労死との仮説が有力視される雍正帝にスポットを当てる。脚本を、同番組を制作した阿部修英、演出を劇団桟敷童子の
上演決定に際し、東は「きっとスリリングな稽古になるに違いない。孤独な男の狂気とロマン……ぞくぞくする舞台になる筈だ。そんな気がしてならない」と期待を寄せ、佐々木は「己ひとり、覚悟と責任を背負い、国の未来を導いたユニークすぎる孤独なリーダーのお話です。11年ぶりの自主企画本公演、無事に安全に愉快な公演であることを願うばかりです」とコメント。中村は「暴君雍正帝と言われますがその人が本当は何を思い生きていたのか。是非劇場でご覧下さい」とメッセージを送った。
公演は7月17日から25日まで東京・東京芸術劇場 シアターウエスト、28日に宮城・電力ホール、8月3日に広島・JMSアステールプラザ 大ホール、7・8日に福岡・柳川市民文化会館 水都やながわ 白秋ホール、17日から29日まで京都・京都府立文化芸術会館にて実施。また本作は石川・長野・新潟でも上演される予定だ。東京公演の一般チケットは6月12日10:00、京都公演の一般チケットは27日10:00に販売開始される。
東憲司コメント
「君子無朋」……独な暴君を描いた物語である。恐ろしき独裁者・雍正帝の血と涙の物語。この物語は三百年前の中国の話でありながら、現代日本に通じる人間の孤独と葛藤を浮き彫りにした戯曲だ。この演出の仕事を受けて身震いしている。
佐々木蔵之介さん、中村蒼さん、他三名の精鋭の俳優と組める喜び、きっとスリリングな稽古になるに違いない。孤独な男の狂気とロマン……ぞくぞくする舞台になる筈だ。そんな気がしてならない。
佐々木蔵之介コメント
ドキュメンタリー番組での中国ロケがきっかけでした。
企画書には、「一国の頂点にありながら、大臣や高官をすっ飛ばし、223の地方末端役人と直接手紙で1日20時間、罵詈雑言のパワハラ指示を出し続け過労死した、中国歴代200人の皇帝の中でも究極の独裁君主、雍正帝」
肖像画は、くるくるパーマのカツラを被ったフランス国王ルイ14世風気取り。他にも数々のヘンテコ趣味のコスプレ画像あり。
撮影が進み、その「謎」「真相」に迫っていくうちに...…この生き様を舞台にしたらオモロいかも??となり、旅の最後に阿部ディレクターに戯曲のオファーを。そのままの勢いで、桟敷童子の東憲司さんに演出をお願いしたところ、そのままの勢いで快諾してくださいました。そしたら、、、世界中が、こんなことに。
座右の銘に「君子無朋」と記した雍正帝。
己ひとり、覚悟と責任を背負い、国の未来を導いたユニークすぎる孤独なリーダーのお話です。
11年ぶりの自主企画本公演、無事に安全に愉快な公演であることを願うばかりです。
劇場で皆様にお目にかかるのを楽しみにしております!
Team申 佐々木蔵之介
中村蒼コメント
雍正帝。初めてその名前を聞いて歴史を見てみるとこの人の政治が無ければ今の中国は存在しなかったと言っても過言では無いのかもと思いました。しかし統治期間はわずか13年という短すぎる時間のせいで陰に隠れてきましたが今回雍正帝の人生が舞台化される事で、このとても人間的な皇帝の名が少しでも世に広まれば良いなと思います。暴君雍正帝と言われますがその人が本当は何を思い生きていたのか。是非劇場でご覧下さい。
Team 申 第5回本公演「君子無朋(くんしにともなし)~中国史上最も孤独な『暴君』雍正帝~」
2021年7月17日(土)~25日(日)
東京都 東京芸術劇場 シアターウエスト
2021年7月28日(水)
宮城県 電力ホール
2021年8月3日(火)
広島県 JMSアステールプラザ 大ホール
2021年8月7日(土)・8 日(日・祝)
福岡県 柳川市民文化会館 水都やながわ 白秋ホール
2021年8月17日(火)~29日(金)
京都府 京都府立文化芸術会館
ほか、石川・長野・新潟でも上演予定。
作:阿部修英
演出:
出演:
※2021年8月29日追記:8月29日公演は新型コロナウイルスの影響で中止になりました。
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Stella Meravigliosa @JaeuckHedwig
佐々木蔵之介主宰Team 申の11年ぶり本公演「君子無朋」に中村蒼ら、演出は東憲司(コメントあり) - ステージナタリー https://t.co/eZZpbvLgth
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