藤田俊太郎が今敏作品に挑む、松岡昌宏ら出演「東京ゴッドファーザーズ」開幕

「東京ゴッドファーザーズ」が、昨日5月12日に東京・新国立劇場 小劇場で開幕した。

本作は、新国立劇場が実施している「人を思うちから」シリーズの第2弾。2003年に公開された今敏の長編アニメーション映画「東京ゴッドファーザーズ」を、藤田俊太郎の演出で立ち上げる。物語の舞台はクリスマスの東京。元ドラァグクイーンのハナちゃん、自称元競輪選手のギンちゃん、家出少女のミユキは新宿のゴミ溜めで赤ん坊を見つけた。年齢も性別も異なる3人のホームレスは、赤ん坊の親を探す中で“奇跡”に遭遇する。

キャストには、松岡昌宏、マキタスポーツ、夏子のほか、春海四方、大石継太、新川將人、池田有希子、杉村誠子、周本絵梨香、阿岐之将一、玲央バルトナーが名を連ねた。

上演時間は休憩なしの約1時間55分。東京公演は5月30日まで。その後、6月に愛知・穂の国とよはし芸術劇場PLAT 主ホール、兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール、群馬・高崎芸術劇場 スタジオシアターで上演される。

※5月2・3日に予定されていたプレビュー公演、および6日から11日までの公演は新型コロナウイルスの影響で中止になりました。