5作品が制作された「アクターズ・ショート・フィルム」から、
「アクターズ・ショート・フィルム」は、WOWOW開局30周年を記念したプロジェクト。磯村勇斗、柄本佑、白石隼也、津田健次郎、森山が制作費・制作日数など同じ条件のもと、25分以内のショートフィルムを制作した。森山の監督作「in-side-out」では
なお、出品を記念して、「in-side-out」が5月14日にWOWOWプライムとWOWOWオンデマンドでアンコール放送・配信される。6月4日には「特集:6/4はショートフィルムの日!」と題し、WOWOWシネマとWOWOWオンデマンドで「アクターズ・ショート・フィルム」5作品と「SKIN 短編」、「そうして私たちはプールに金魚を、」を特集。また、26日には「アクターズ・ショート・フィルム・ドキュメンタリー」がWOWOWプライムとWOWOWオンデマンドで放送・配信される。なお「アクターズ・ショート・フィルム」は現在、WOWOWオンデマンドで配信中だ。
森山未來コメント
SSFF&ASIAのノミネート作品に選ばれた感想
個人的には、去年にも「Delivery Health(the escort)」という作品をSSFF&ASIAさんに選んでいただいたという経緯があり、これらの作品をより多くの観客の皆さんに観てもらえることが素直に嬉しいです。2018年に撮影した「in-side-out」のパイロット版と併せて、これら2作品の立ち上げに関わってくれたみんなに、そしてもちろん、今作を完成に導いてくださったスタッフ、キャストのみなさんに心から感謝しています。
「in-side-out」の見どころ
映像作品を撮ってみないかと誘われた時に、身体と音楽と芝居の融合、つまりはミュージカルのようなものを撮ってみたいと考えました。しかしそれは、集団で歌って踊るフラッシュモブのような典型的なミュージカルのイメージではなく、ある密室の中での最小人数によるモノローグやダイアローグから生まれる「言葉を飛躍した何かしらの衝動 / 表現」のようなものを切り取ってみたい、といったものでした。「in-side-out」の中でも、何かしらの理由で引き籠もらざるを得なくなった男が、ワンルームの、彼だけの世界の中で妄想を爆発させます。
そんな中で生まれる、一人の存在による表現の自由とその限界を、一緒に見つめられればと思っています。
今後、監督として挑戦してみたいこと
監督としてだけではなく、パフォーマーとしてクリエイターとして、身体と音と言葉の関係性については、これからも遊び深めていきたいと考えています。
声をかけていただけるのであれば、また監督もやるかもしれません笑。
「アクターズ・ショート・フィルム」で他の監督や作品から刺激を受けたこと
今までショートフィルムというものをそこまで鑑賞してこなかったのですが、短いからこそ、作家の純度がより強く凝縮されるのだと改めて感じました。自分も含めて、このような様々な形で映像世界に興味を持ってもらえることは素晴らしいことだと思います。
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ぽち @ziramama
WOWOW「アクターズ・ショート・フィルム」森山未來監督作が選出、国際短編映画祭へ(コメントあり) https://t.co/mIyLTAIBy9