「This is 大奥」が、本日4月22日に東京・ヒューリックホール東京で開幕。初日に先駆け昨日21日に取材会が行われた。
脚本を蛭田直美、脚色・演出・構成・振付を
本作は昨年上演予定だったが、新型コロナウイルスの影響で稽古中に公演中止となっていた。今作で舞台単独初主演を務める越岡は「コロナ禍で、当たり前だと思っていたことは当たり前ではないと再確認した」と昨年を振り返り、「1年越しに“リベンジ”できるこの日をずっと待っていました」「待っていてくださったファンの皆さんに、良いものを届けたい」と言葉に力を込める。玉野も「去年は、そろそろセットを組んで稽古を始めようとしたその矢先に中止が決まり、悔しかった。今回、昨年出演予定だったメンバーの多くがまた集まってくれたことがうれしいです。がんばりたいですね」と意気込みを述べた。
劇中では、女将軍・トクガワイエミツの正室の座を巡る、男たちの激しい恋の闘いが描かれる。
記者から作品の見どころを尋ねられると、越岡は「最後に立ち回りのシーンがあります。そこは迫力と見応えがあると思う」とアピールし、小川も「俺は今回、ソロでギターを弾いて歌うのでぜひ注目してほしい」と呼びかける。さらに取材会では、劇中に“むちゃぶりコーナー“”が用意されていることも明らかに。出演者たちはこのコーナーにとても緊張していると言い、越岡は「めっちゃ怖い」、小川も「全員怖がってます! 稽古では指名されたキャストが、呼ばれた瞬間に素に戻って小声で相談してましたし(笑)」と話す。これを聞いた玉野は「確かにあのシーン、稽古していても空気が違ったよね。誰も目を合わせてくれなくて……」と笑い交じりに明かした。
これを受けて報道陣からは「記者たちを実際の観客だと思って、アピールをお願いします」とむちゃぶりが。越岡と小川は「一番怖い“ふり”が来た」「めちゃくちゃ難しい」とぼやきつつ、小川は「僕は亀梨和也くんを尊敬しているので、亀梨くんがたまにライブでしている動きをやります!」と亀梨和也のものまねに挑む。また越岡は記者たちを見ながら投げキスを繰り返し、「シャッターチャンスですよ!」と呼びかけて会場を沸かせた。2人の様子を見た玉野が「なるほど、こういうのもあるね。考えておきます」と笑みを浮かべると、越岡はおびえた表情で「やめてください!」と声を上げ、劇場はひときわ大きな笑いに包まれた。
「This is 大奥」の上演時間は休憩なしの約1時間50分。東京公演は4月25日まで行われ、29・30日には大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールにて上演される。
「This is 大奥」
2021年4月22日(木)~25日(日) ※楢木和也の「楢」は、旧字体が正式表記。
東京都 ヒューリックホール東京
2021年4月29日(木・祝)・30日(金)
大阪府 COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール
原案:CYBIRD「新章イケメン大奥◆禁じられた恋」
脚本:蛭田直美
脚色・演出・構成・振付:
出演:
※2021年4月27日追記:大阪公演は新型コロナウイルスの影響で中止になりました。
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まなつ @N_125
【公演 / 会見レポート】“男子高生ノリ”で届ける「This is 大奥」越岡裕貴・小川優らがむちゃぶりに挑戦 https://t.co/uLvSmWCtNJ