演劇集団Ring-Bongが“児童虐待”描く「みえないランドセル」5月に延期公演

演劇集団Ring-Bong「みえないランドセル」が、5月13日から23日まで東京・こまばアゴラ劇場で上演される。

演劇集団Ring-Bongは、文学座の俳優・山谷典子が台本を手がける演劇ユニット。本作は1・2月に上演予定だったが、新型コロナウイルスの影響で公演を見送っていた。今回はその延期公演となる。作を山谷、演出を藤井ごうが務める本作では、児童虐待をテーマとした物語が展開する。舞台は2021年3月の東京。高梨遥は出産間近まで検診を受けずにコロナ禍の中で出産する。シングルマザーの遥は赤ん坊と2人きり、家に閉じこもっていた。心配した助産師の雪が遥の家を訪ねると、10カ月になる赤ん坊はうつぶせのまま動かず……。

出演者には寺田路恵、水野あや、飯田邦博、山口雅義、辻輝猛、鬼頭典子、中山万紀、堤匡孝、秋田遥香、清水颯子、山田悠貴、高瀬あいが名を連ねた。なお一部公演ではアフタートークが行われ、15日17:00開演回には心理学者の大日向雅美、16日17:00開演回には臨床心理士の信田さよ子、19日19:00開演回には二兎社の永井愛、22日17:00開演回にはルポライターの杉山春が登壇する。