これは、4月にゴツプロ!が東京・本多劇場で上演する「向こうの果て」のドラマ版。作中では、昭和60年、とあるアパートの一室で起きた殺人事件を巡る物語が展開する。舞台版で小泉今日子が演じる“いくつもの素顔”を持つ女・池松律子役を、ドラマ版では
なお舞台版「向こうの果て」は、4月23日から5月5日まで東京・本多劇場で上演され、auスマートパスプレミアムでは全公演がマルチアングル生配信される。また4月には小説版「向こうの果て」が幻冬舎から刊行される予定だ。
塚原、山野のコメントは以下の通り。
塚原大助コメント
ゴツプロ!の作品が、舞台、ドラマ、出版の連動企画として展開されることについて
この連動企画の話が持ち上がったのは2年程前ですが、その時の興奮は今でも鮮明に覚えています。あの時から今日まで、この企画が僕らゴツプロ!の希望となりモチベーションとなりました。クランクインの日はまさにこの時が来たと感慨深く、そして撮影が終わった今、これがゴツプロ!の新たな一歩になると未来に期待を膨らませています。
内田英治との作品作りについて
リハーサルの際に、「この物語の設定でもある昭和20年代~30年代までの時代をリアルに表現したい」「大きな表現ではなく削ぎ落として心だけが揺れ動いている表現をしてほしい」、それから「津軽三味線と民謡と津軽弁を完璧にしてきてくれ」と……なかなかハードな事をさらっと仰ってくださいました(笑)。
-3℃という厳しい状況の中での撮影もありましたが、衣装、ヘアメイク、セットに美術に照明が本当に美しく、その時代に没頭して生きることができました。
視聴者へのメッセージ
劇場に足を運ぶ事が難しい昨今、この「向こうの果て」をドラマ化することでより多くの方々にお届けできる事を大変嬉しく思っております。内田英治監督の元に、精鋭のスタッフと役者たちが集った渾身の一作です。どうぞご期待ください。
山野海(筆名:竹田新)コメント
ゴツプロ!の作品が、舞台、ドラマ、出版の連動企画として展開されることについて
武者震いと言う言葉を、初めて体現しました。でも、ゴツプロ!の企画を通して多くの皆様に観て、見て、読んでいただけることが出来るんだと心から幸せに思っています。
松本まりか、内田英治との作品作りについて
松本まりかさんは、女優と言う仕事と全力で向き合う戦士だと思っています。彼女の華奢な身体のどこに、あんな大きなエネルギーがあるのか。生半可な気持ちで彼女と対峙したら、こちらが食い殺される。そんな緊張感を持った、唯一無二の素晴らしい女優だと実感しています。
内田英治監督は、現場にいらっしゃる時の飄々とした態度とは裏腹に熱いマグマを、いつも心の真ん中に置いていらっしゃる方だと実感しました。だから監督の側に近づくとヒリヒリします。火傷もします。
けれどそれがやがて嘘のない、最高の世界観となって人々の心を激しく揺さぶるのです。
監督のマグマをいつまでも燃え滾らせるようなそんな作家、俳優の一員でありたい。私は今、真実そう願っています。
視聴者へのメッセージ
生きる事に意味や意義を見出さず、けれど必死で生きていた昭和の大人の人間模様。
ぜひお楽しみくださいませ。
「WOWOW オリジナルドラマ 向こうの果て」
2021年5月14日(金)23:00~
原案:
監督:
脚本:竹田新
ゴツプロ! 第6回公演「向こうの果て」
2021年4月23日(金)~5月5日(水・祝)
東京都 本多劇場
脚本:竹田新
演出:
演奏:小山豊
出演:
※2021年4月24日追記:4月25日から5月5日までの有観客公演は、緊急事態宣言の発令を受けて中止になりました。なお25日14:00開演回は、auスマートパスプレミアムでマルチアングル生配信を実施。27日以降の生配信については後日、公式サイトにてアナウンスされます。
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ふー @doublemint385
舞台も行くけど、ドラマ版も楽しみ😄もう普通に作家先生じゃないか㊗️
ドラマ版「向こうの果て」にゴツプロ!の塚原大助ら出演、松下洸平・柿澤勇人・加治将樹も(コメントあり) https://t.co/Q2ZNAufzFf