これは、1月に東京・新橋演舞場で開催された「初春海老蔵歌舞伎」に続く公演。本公演には、古典歌舞伎の「実盛物語」と、音声SNS・Clubhouseから誕生する新作歌舞伎舞踊「KABUKU」がラインナップした。「実盛物語」では、武将・斎藤実盛を海老蔵、物語の鍵を握る堅田の百姓の娘小万の倅・太郎吉を、海老蔵の息子・
なお、海老蔵と勸玄が歌舞伎の本公演で明治座に出演するのは、これが初めてのこと。海老蔵は「お客様に古典、新作とこの公演で歌舞伎の醍醐味を味わっていただけるような演目にしたいと相談し、決定いたしました」と語り、「未だ世界中が厳しいコロナ禍ではございますが、このような時代だからこそできることに挑戦し前を向き、歌舞伎を通してひとりでも多くの方が笑顔になれる機会をお届けできればと考えております」とコメント。
南座に初出演する勸玄は「父としっかりとお稽古をして太郎吉ができるように、一生懸命がんばります。馬に乗れるのもうれしいです。はじめて京都で舞台に立てるのが楽しみです」と思いを述べた。
市川海老蔵コメント
この度、5月明治座、6月南座で「海老蔵歌舞伎」を上演させていただく運びとなりました。
お客様に古典、新作とこの公演で歌舞伎の醍醐味を味わっていただけるような演目にしたいと相談し、決定いたしました。
私といたしましては、「実盛物語」で実盛を演じるのは「ABKAI」(2019年11月 シアターコクーン)以来、本興行では実に13年ぶりとなります。そして成田屋としては34年ぶりとなる「実盛物語」での親子共演ということで、かつて父と共に舞台に立った時を思い返し、感慨深く、今回こうして倅の勸玄と演じられることを大変嬉しく思っております。
当時9歳の私は、馬に乗るのがとても嬉しく、父の馬に乗った実盛の姿がカッコ良かったことを子供心に覚えております。今回、倅の勸玄が稽古に励み太郎吉を勤められるよう、そして日本文化を支えていく未来の若者たちが活躍できる場にしたいという思いを込めたこの「海老蔵歌舞伎」の舞台で、学び、成長してほしいと願いながら、祖父、父がしてくれた様に親として見守りたいと思っております。
そしてもう1演目は、夢が現実となる今だからこそ生まれる“歌舞伎”、この時代に生まれた新たなSNS「Clubhouse」から、ついに新作歌舞伎舞踊「KABUKU」も誕生しますのでぜひご期待ください。
未だ世界中が厳しいコロナ禍ではございますが、このような時代だからこそできることに挑戦し前を向き、歌舞伎を通してひとりでも多くの方が笑顔になれる機会をお届けできればと考えております。
出演者・スタッフ一同、精一杯努めてまいりますので、何卒お力添えの程、よろしくお願い申し上げます。
堀越勸玄コメント
父としっかりとお稽古をして太郎吉ができるように、一生懸命がんばります。
馬に乗れるのもうれしいです。
はじめて京都で舞台に立てるのが楽しみです。
どうぞよろしくお願いいたします。
令和3年 5月明治座 6月南座「海老蔵歌舞伎」
2021年5月29日(土)・30日(日)
東京都 明治座
2021年6月4日(金)~13日(日)
京都府 南座
一、「源平布引滝 実盛物語」
二、「KABUKU」
作:樹林伸
演出:
演出・振付:
出演:市川海老蔵、
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「海老蔵歌舞伎」上演決定、海老蔵×勸玄の「実盛物語」&Clubhouse発の「KABUKU」(コメントあり)
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