南沢奈央ら出演「岸辺の亀とクラゲ」開幕、演出の和田憲明「精一杯我が儘に創った」

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ウォーキング・スタッフ プロデュース「岸辺の亀とクラゲ-jellyfish-」が、昨日3月6日に東京・シアター711で開幕した。

ウォーキング・スタッフ プロデュース「岸辺の亀とクラゲ-jellyfish-」より。(撮影:二石友希)

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ウォーキング・スタッフ プロデュース「岸辺の亀とクラゲ-jellyfish-」より。(撮影:二石友希)

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牧田明宏が脚本、和田憲明が演出を手がける「岸辺の亀とクラゲ」は、2011年に初演された作品。10年ぶりの上演となる今回は、南沢奈央阿岐之将一岡田地平、白勢未生、井上華那、若杉宏二がキャスティングされた。作中では川沿いのマンションに住む女性・さゆりを軸としたストーリーが展開。ある日、さゆりは近所のスーパーで万引きする女性を目撃する。彼女と一瞬目が合ったさゆりは、気付いていないふりをして……。

ウォーキング・スタッフ プロデュース「岸辺の亀とクラゲ-jellyfish-」より。(撮影:二石友希)

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ウォーキング・スタッフ プロデュース「岸辺の亀とクラゲ-jellyfish-」より。(撮影:二石友希)

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開幕に際し、演出の和田は「思えば、去年予定していたこの作品の上演が延期となってから、やはり私もいろいろなことを考えました。 今、演劇というものをやることの意味……今、この狭い空間に皆様に集まっていただき、自分の作品を見せることの正当性や価値は……などなど。でもこの類いの自問自答というのは、実は芝居を創り始めた時から、いつも繰り返してきた気がします。そしてその答えはずっと出ないままです。ただいつも、結局たどり着いてしまう私なりの結論というのはあります。それは、私には意味があるということです。正当性はわからないけれど、価値はあるということです。私にはどうしても芝居を創る必要があります。創りたいのです。そしてそんな我が儘に付き合っていただくんだとわかっているからこそ、今回もキャスト、スタッフの協力のもと、精一杯我が儘に創ったつもりです」と思いを語っった。

「岸辺の亀とクラゲ-jellyfish-」の上演時間は約2時間を予定。公演は3月14日まで。

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ウォーキング・スタッフ プロデュース「岸辺の亀とクラゲ-jellyfish-」

2021年3月6日(土)~14日(日)
東京都 シアター711

脚本:牧田明宏
演出:和田憲明
出演:南沢奈央阿岐之将一岡田地平、白勢未生、井上華那、若杉宏二

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