これは、ドイツの劇作家・演出家・翻訳家・ドラマトゥルクのマリウス・フォン・マイエンブルクの処女作で、1998年に初演された「火の顔」を、
今作が舞台初主演作となり、爆弾作りに没頭する弟のクルト役を演じる北川は「この『火の顔』という作品は、現代の日本の問題が家族の日常の中にちりばめられています。僕はお芝居の経験が殆ど無くまだ未熟ではありますが、いい舞台にできるよう真剣に演じさせていただきます」と気合十分なコメントを寄せた。
「火の顔」は、2005年にトーマス・オスターマイアー率いるドイツの劇場・シャウビューネが来日した際、オスターマイアーの演出により、「人形の家(「ノラ」)」とともに上演された。当時の上演を観劇していた深作は「衝撃は、今でも忘れる事が出来ません。以来、僕はこの『火の顔』が上演したくて、演出家になりました」と明かし、「真っ直ぐで誠実な魅力を放つ、北川拓実くんをはじめとする清新なキャストと、闇に光を灯す<炎>のような、熱いストレート・プレイが作れたらと思います。これは<誕生>の物語です。そして僕たちが、新たに生まれ変わるための<演劇>なのです」と思いを語っている。
チケットの一般販売は、3月13日10:00にスタート。
北川拓実コメント
クルト役を演じさせていただく、少年忍者の北川拓実です。
この話をいただいた時、とても驚きました。自分に務まるのかという不安もありますが、こうして深作健太さんの作品に関わることができて嬉しく思いますし、同時に主演という大きな責任も感じています。
僕が演じるクルトは思春期真っ只中で、親に対して激しく反抗したりするよくある年頃の子です。クルトは火に強い興味を持っており、マッチで物を燃やしたり爆弾を作ったりなど、火に対しての興味がどんどんエスカレートしていきます。この「火の顔」という作品は、現代の日本の問題が家族の日常の中にちりばめられています。僕はお芝居の経験が殆ど無くまだ未熟ではありますが、いい舞台にできるよう真剣に演じさせていただきます。
深作健太コメント
いま世界中で、<演劇>が大変な事になっています。
これから社会がどこへ向かうのかは、まだ誰にもわかりません。
だからこそあえて今もう一度、舞台の上からから始めてみようと思います。
二十一世紀のはじめ、ドイツを代表する多くの劇場が来日しました。
その中でも2005年に観た「火の顔」の衝撃は、今でも忘れる事が出来ません。
以来、僕はこの「火の顔」が上演したくて、演出家になりました。
いま僕たちの世界を覆う<孤独>と<分断>、そして<同調圧力>……。
この戯曲で描かれる十代の<閉塞感>は、書かれた当時のドイツよりもむしろ、現代日本の方が伝わる事が多いでしょう。
真っ直ぐで誠実な魅力を放つ、北川拓実くんをはじめとする清新なキャストと、闇に光を灯す<炎>のような、熱いストレート・プレイが作れたらと思います。
これは<誕生>の物語です。
そして僕たちが、新たに生まれ変わるための<演劇>なのです。
「火の顔」
2021年3月25日(木)~29日(月) ※納谷健と直江幹太、大浦千佳と小林風花はWキャスト。
東京都 吉祥寺シアター
作:マリウス・フォン・マイエンブルク
翻訳・ドラマトゥルク:大川珠季
演出:
出演:
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3月25日から29日まで上演予定のようです
少年忍者・北川拓実が“爆弾作りに没頭する弟”演じる舞台初主演作「火の顔」演出は深作健太(コメントあり) https://t.co/cZohgccmq7
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