「横浜ダンスコレクション2021」下村唯・橋本ロマンスの世界初演作が幕開け

「横浜ダンスコレクション2021」より、下村唯「亡命入門：声ノ国」が神奈川・横浜赤レンガ倉庫1号館 3Fホール、橋本ロマンス「デビルダンス」が神奈川・横浜にぎわい座 のげシャーレにて、本日2月10日に開幕する。

「横浜ダンスコレクション2019」コンペティションIで審査員賞を受賞した下村が演出・出演する「亡命入門：声ノ国」は、「亡命入門」シリーズの第2弾となる世界初演作。分断や差別などの社会問題にフォーカスし、“声”をテーマとした作品を発表する。参加ダンスアーティストには、アラン・シナンジャ、伊達研人、まつなみはる奈、久保田舞、島田莉子、矢崎悠悟が名を連ねた。

「横浜ダンスコレクション2020」コンペティションIIで最優秀新人賞を受賞した橋本が振付・演出を手がける「デビルダンス」は、「ファウスト」「ダンス・マカブル（死の舞踏）」をモチーフにした世界初演作。橋本に加え、安部萌、Organworksの村井玲美、山田茉琳が出演する。

公演は両作共に明日2月11日まで。「亡命入門：声ノ国」のみ当日券が用意されている。

なお、ステージナタリーでは「横浜ダンスコレクション2021」の特集を展開中。今回、ダンスクロス枠で過去作のブラッシュアップに挑む梅田宏明と岡本優、赤レンガ倉庫1号館の館長で「横浜ダンスコレクション」プロデューサーの小野晋司が、「ダンコレ」への思いを語っている。