“実験公演”と銘打ち、飛永聖の演出・音楽で上演される本作は、フィリップ・K・ディックの小説「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」をベースに、手代木正太郎が脚本を手がけた作品。監修・劇中歌作曲を
上演に際し、飛永は「万有引力という集団の力を借り、砂粒のひとつくらいでもいい、何か新たなる化学反応を起こせれば、と思います。やがて、大きなうねりと成ることを目指して」とコメント。手代木は「是非、万有引力さんの描き出すサイバーパンク世界を劇場で体感してみていただきたいです」とメッセージを送った。
飛永聖コメント
私は19歳の時に万有引力に入団し、間もなく20年目を迎えます。俳優として、また音楽製作の助手としてシーザーの最も近い場所でその作劇術・作曲術を目撃し肌身に感じてきた1人であると自負しております。
そういった環境の中で、なるほどシーザーはそう来たか、自分だったらこうしてみたい。などという思いが少しずつ積み重なり今回の実験公演に至りました。
万有引力という集団の力を借り、砂粒のひとつくらいでもいい、何か新たなる化学反応を起こせれば、と思います。
やがて、大きなうねりと成ることを目指して。
手代木正太郎コメント
今回、演劇実験室◎万有引力さんの実験公演の脚本制作のお話をいただき微力ながらお手伝いさせていただきました。SFの名作フィリップ・K・ディックの「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」を下敷きとした戯曲の作成という難解な依頼ではありましたが、万有引力さんの独特な世界観とSFを融合させようという試みは腕の鳴るものでもありました。是非、万有引力さんの描き出すサイバーパンク世界を劇場で体感してみていただきたいです。
演劇実験室◎万有引力◎実験公演「フォークト=カンプフ検査音楽劇『プロメテウス』-伝奇仕掛けの俳優都市-」
2021年1月28日(木)~31日(日) ※演劇実験室◎万有引力◎実験公演の「◎」は、すべて中が●が正式表記。
東京都 ウエストエンドスタジオ
監修・劇中歌作曲:
演出・音楽:飛永聖
脚本:手代木正太郎
出演:
ステージナタリー @stage_natalie
演劇実験室◎万有引力“実験公演”「プロメテウス」演出の飛永聖「新たなる化学反応を」(コメントあり)
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