重力／Note平井光子、「バベルの塔」を軸にした「塔をめぐる話」配信

重力／Note 平井企画×Media工房「塔をめぐる話」が、1月24日に平井光子のYouTubeチャンネルでライブ配信、2月13日にその録画映像が同チャンネルにて配信される。

これは重力／Noteに所属する俳優の平井と、Media工房の映像作家・Rob Morenoとの共同制作作品。当初は昨年4月に上演予定だったが、コロナ禍の影響で延期となっていた。本作ではダンス・振付を今村よしこ、朗読・企画構成を平井、映像・配信技術をRob Morenoが担当する。

言葉とダンス、プロジェクションマッピングが融合した本作は、川端康成の小説「片腕」、小川未明の小説「黒い塔」、そして2001年に起きたアメリカ同時多発テロのニュース速報をYouTube自動書き起こしで再生成した文をテキストとして使用。また旧約聖書に記された「バベルの塔」の物語を軸に“肉体、塔、言葉”をめぐる断片を作品化する。パフォーマンス後にはアフタートークを実施。アーカイブも残される予定だ。

なお本作は「TPAM - 国際舞台芸術ミーティング in 横浜 2021」の公募プログラム・フリンジ作品にラインナップされている。