「横浜ダンスコレクション2021」プログラム発表、下村唯・橋本ロマンスによる世界初演作も

2月4日から21日まで神奈川・横浜赤レンガ倉庫1号館および屋外広場ほかで開催される「横浜ダンスコレクション2021」のプログラムが発表された。

「横浜ダンスコレクション2021」では、「横浜ダンスコレクション2019」で審査員賞を受賞した下村唯による「亡命入門：声ノ国」の世界初演、「横浜ダンスコレクション2020」のコンペティションIIで最優秀新人賞を受賞した橋本ロマンスによる「デビルダンス」の世界初演、そして梅田宏明の代表作「while going to a condition」、岡本優が過去作「チルドレン」と向き合い創作した「チルドレン 2021」が上演される。

プログラムにはこのほか、新型コロナウイルスの影響で来日が困難となった、ベルギーの演出家アラン・プラテル率いるles ballets C de la Bの4作品と、韓国のキム・ジェドクによる「Darkness Poomba」の映像上映がラインナップ。同じく来日を予定していたJenna Jalonenは、次回以降に参加を見送る。

なお、コンペティションは例年通り実施され、コンペティションIには4カ国10組のファイナリスト、新人向けのコンペティションIIにはファイナリスト12名が参加する。コンペティションIの審査員には、岡見さえ、北村明子、近藤良平、多田淳之介、浜野文雄、サンソン・シルヴァン、グザヴィエ・ぺルソン、エマール・クロニエ、コンペティションIIの審査員には伊藤千枝子、加藤弓奈、ヴィヴィアン佐藤、浜野文雄が名を連ねた。さらに今回は、北村がファシリテーターを務める新プログラム「振付家のための構成力養成講座」が開催される。