「劇団四季 The Bridge」開幕、演出の荒木美保「決意と祈り、お客様への感謝」

「劇団四季The Bridge ～歌の架け橋～」が、本日1月10日に東京・JR東日本四季劇場［春］で開幕した。

「劇団四季 The Bridge ～歌の架け橋～」は、劇団四季の新劇場であるJR東日本四季劇場［春］の開場記念作品。“舞台を通して生きる喜びをお客様にお伝えしたい”という思いが込められた新作ショーで、劇団四季のこれまでの作品群より、さまざまな名曲が披露される。

初日公演終演後に行われた囲み取材には、四季の吉田智誉樹代表取締役社長と、本作の演出を務める荒木美保が登壇。吉田は「旧四季劇場に込められた伝統や想いを受け継ぎ、今後この劇場で歩みを進めていきたいと思います。現在の厳しい状況下にもかかわらず劇場に足を運んでくださるお客様には感謝しかありません。この作品が、その名の通り劇団四季とお客様を繋ぐ『架け橋』となることを願っています」と感慨を語る。

また荒木は、開幕に際し「無事に開幕を迎えることができ、改めて演劇はお客様がご来場くださってこそ完成するものなのだと実感しました。この作品には、新劇場が開幕するにあたっての私達の決意と祈り、お客様への感謝が込められています。皆様と劇場での時間を分かち合える喜びを改めて心に留め、今後も1回1回の公演を大事にお届けしていきたいと思います」と思いを述べた。

上演時間は約1時間30分。東京公演は2月11日まで行われ、3月14日から28日までは福岡・キャナルシティ劇場にて。さらに4月16日からは全国公演が予定されている。なお明日11日と、14・15日公演は、劇団四季ライブチャンネル、U-NEXT、Rakuten TVにてライブ配信が実施される。視聴料は税込5000円で、見逃し配信は行われない。

※初出時、配信の視聴料金に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。