太宰治の“明るい絶望”は今や最高のフィクション?地点×空間現代「グッド・バイ」開幕

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地点「グッド・バイ」が、本日12月18日に愛知・愛知県芸術劇場 小ホールで開幕する。

地点「グッド・バイ」より。(c)Naoshi Hatori

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地点「グッド・バイ」より。(c)Naoshi Hatori

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三浦基の演出、空間現代の音楽で2018年に初演された本作は、太宰治の遺作にして未完の小説「グッド・バイ」をモチーフに、敗戦から太宰の死までの間に書かれた小説をコラージュした作品。出演者には安部聡子石田大小河原康二窪田史恵小林洋平田中祐気、黒澤あすかといった初演キャストが名を連ねた。

三浦は上演に向け「2年ぶりの再演で、久しぶりに太宰の言葉を聞いています。相変わらずのエスプリと恥じらいと挑発は、このコロナ禍においても以前と同じように響いています。いや、むしろ、明るい絶望は今、最高のフィクションかもしれません。戦中戦後に向き合った太宰だからこそ、虚しさの強度がハンパなかったのかな。俳優もバンドも全力で何かを思い出しているところです。是非、観に来てください」とコメントした。

上演時間は約1時間15分。公演は明日12月19日まで。

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地点「グッド・バイ」

2020年12月18日(金)・19日(土)
愛知県 愛知県芸術劇場 小ホール

原作:太宰治
演出:三浦基
音楽:空間現代
出演:安部聡子石田大小河原康二窪田史恵小林洋平田中祐気、黒澤あすか

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愛知県芸術劇場 @APAT_info

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12/18(金)・19(土)開催「地点×空間現代 『グッド・バイ』」
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