「Run For Your Wife」幕開け、山本一慶「嫌な気持ちを吹き飛ばす手助けに」

山本一慶が主演を務める「ロンドンコメディ『Run For Your Wife』」が、昨日12月16日に東京・六行会ホールで開幕した。

本公演ではレイ・クーニーのコメディ「Run For Your Wife」が、菅原道則の演出で立ち上げられる。昨年7月の上演に続き、今年3月に再演される予定だったが、新型コロナウイルスの影響で公演は9月に行われることに。しかし9月公演も延期となり、12月と1月に連続公演が実施される運びとなった。

連続公演では12月と1月で一部異なるキャストが出演。12月公演には山本のほか、宇月颯、大湖せしる、加藤将、我善導、根本正勝、光平崇弘、ルー大柴がキャスティングされた。劇中では、重婚を隠して暮らすタクシー運転手ジョン・スミス（山本）を主人公としたコメディが展開。2人の妻を持ち、2つの家庭を行き来する生活を送っていたジョンは、とあるアクシデントから絶体絶命のピンチを迎え……。

初日を迎え、山本は「やっとここにたどり着けてうれしいです」と喜びを述べ、「こんな時だからこそ多くの方に観てほしいです。笑っていただいて、少しでも嫌な気持ちを吹き飛ばす手助けができるようがんばっていきたいです」と意気込みを語った。

ジョンの妻・メアリー役の宇月は「シンプルに『楽しかった』と笑顔で帰っていただけたら」とメッセージを送り、同じくジョンの妻・バーバラ役の大湖は「たくさんの方に愛されてきたこの作品を、もっともっとたくさんの方に愛していただけるように大切に演じたいです」と抱負を述べる。さらにこれまでにも本作でスタンリー役を務めてきたルーは「今回は一番年上で、ヤングアクター、ヤングアクトレスとトゥギャザーでやっております。非常に面白い作品ですので、1人でも多くの方が心をリラックスしてくだされば最高です」とコメントした。

12月公演は20日まで。なお1月13日から17日までの公演には山本をはじめ、舞羽美海、十碧れいや、安井一真、我、市瀬秀和、光平、ルーが出演する。

※2021年1月5日追記：1月公演は新型コロナウイルスの影響で中止になりました。