咲匂-SAKO-、江戸の遊廓・吉原と現代をつなぐ「はら、はらり」

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咲匂-SAKO- 企画公演「はら、はらり」が、12月18日から23日まで神奈川・ラゾーナ川崎プラザソルで上演される。

咲匂-SAKO- 企画公演「はら、はらり」通し稽古の様子。(撮影:碧さやか)

咲匂-SAKO- 企画公演「はら、はらり」通し稽古の様子。(撮影:碧さやか)

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咲匂-SAKO- 企画公演「はら、はらり」通し稽古の様子。(撮影:碧さやか)

咲匂-SAKO- 企画公演「はら、はらり」通し稽古の様子。(撮影:碧さやか)[拡大]

咲匂-SAKO- 企画公演「はら、はらり」通し稽古の様子。(撮影:碧さやか)

咲匂-SAKO- 企画公演「はら、はらり」通し稽古の様子。(撮影:碧さやか)[拡大]

これは企画・原作をじっぽん-Jippon- / 咲匂-SAKO-の菅沼萌恵、脚本・演出を椿組 / Manhattan96の今井夢子、振付をDance Company MKMDCの巽徳子が手がける作品。作中では、“生きる力”をテーマに、江戸時代の遊廓・吉原と現代をつなぐ物語が展開する。

上演に際し、菅沼は「美しいだけじゃない。おどろおどろしいだけでもない。喉が焼けつくような感動を体感して欲しいと願い、作品づくりに打ち込んでおります」と思いを述べ、今井は「生きること死ぬことそして生まれること。繋がり続ける全ての命を、讃える物語です」とコメント。なお本作は、撫子チーム、牡丹チームの2チーム制で上演される。

菅沼萌恵コメント

私が本作で大事にしたいのは「生々しさ」です。「昔の遊郭の可哀想な女性達」を見世物にしたい訳ではありません。<生きる力>を全身で浴びて貰えるような、そんな舞台にしたい。今井夢子さんに脚本を頼んだのも、彼女が最初に見せてくれた台本に、「確かに生きている人間の体温」を感じたからです。美しいだけじゃない。おどろおどろしいだけでもない。喉が焼けつくような感動を体感して欲しいと願い、作品づくりに打ち込んでおります。

今井夢子コメント

菅沼さんから熱い想いと共に頂いた、江戸吉原遊郭を生きる人々のイメージに、現代社会の中で不器用に生きる名もなき一組のカップルの姿を重ね、自分の生き方を自分で選んでいく、力強いメッセージを描き出したいと思います。

生きること死ぬことそして生まれること。繋がり続ける全ての命を、讃える物語です。

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咲匂-SAKO- 企画公演「はら、はらり」

2020年12月18日(金)~23日(水)
神奈川県 ラゾーナ川崎プラザソル

企画・原作:菅沼萌恵
脚本・演出:今井夢子
振付:巽徳子

出演

両チーム:菅沼萌恵、久保亜沙香
撫子チーム:倉垣まどか、小山貴司、沖村彩花、奥村そら、桜井ゆるの、宮森セーラ、秋枝明日香、椎名一浩、金崎敬江、久井正樹、福田晴香、豊田豪、佐藤雄大
牡丹チーム:大塚由祈子、堀元宗一朗、大内慶子、長田咲紀、山崎愛実、水野奈月、盛山小春、米澤淳也、藤森裕美、佐野功、碧さやか、古賀司照、上野山航
ダンサー:絵里、神馬彩、清水こまき、月代彩佳、永井理沙、萩原雪乃、服部友貴穂、渡辺香織
二胡・唄:中川えりか

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