「ぼくの名前はズッキーニ」は2002年にフランスで出版されたジル・パリスのベストセラー。とある事故で母親を亡くした少年が、引き取られた先の養護施設“みんなのいえ”で仲間や大人たちと出会い、その交流を通して前を向いて生きようとする姿を描く。原作小説はアニメ映画化され、数々の賞を受賞した。
音楽劇として世界初演される今回、
辰巳は本作について「養護施設にいる子どもたちが大人に対して考えている本気の意見、大人たちが気が付かない想いがいっぱい詰まっている作品です」と説明し、「時に笑いあり、時に心をぎゅっと掴まれる、そんなストーリーです。ぜひ劇場でお待ちしております。サンキュー! サンキューですっ!」と感謝の意と共に来場を呼びかけた。
東京公演のチケットは1月30日10:00に発売スタート。大阪公演のチケット詳細は後日、公式サイトで発表される。
辰巳雄大コメント
この作品に携われる事がとても嬉しいです。そして今回日本でノゾエ征爾さん演出のもと、演劇にできるということにものすごくワクワクしています。この物語は養護施設にいる子どもたちが大人に対して考えている本気の意見、大人たちが気が付かない想いがいっぱい詰まっている作品です。僕たち大人が舞台上で誠心誠意子どもになって演じます。時に笑いあり、時に心をぎゅっと掴まれる、そんなストーリーです。ぜひ劇場でお待ちしております。サンキュー! サンキューですっ!
川島海荷コメント
孤児院へ入ることになった子供たちのお話ですが、台本を読ませていただいたとき驚いたのは、子供たちの考えていることなどが全く子供っぽくなく、むしろ自立しようと冷静に状況把握しようとしている部分でした。そう感じたからこそ、大人の年齢でもこの役をやらせていただくことに意味があるのかもしれません。共演者の方たちと良いコミニケーションを取りながら、この作品の孤独と温かさを共存させた雰囲気を作り出せればと思います。
ノゾエ征爾コメント
クレイアニメの映画がとても素晴らしくて、そこから原作小説も読み、この作品に惚れました。子どもを扱っていて子どもも触れやすくしてあるのに、子どもじみた描写をしすぎることなく、光と影がちゃんと描かれている、そこが好きでした。演劇版では生身の大人がそれらを演じることになります。嘘つくことなく、しっかりとこの人間たちの1日1日、瞬間瞬間を謳歌できたらと思います。彩り豊かなキャストが集まってくれました。人々の素敵なノイズで溢れた作品になることでしょう。
「ぼくの名前はズッキーニ」
2021年2月28日(日)~3月14日(日)
東京都 よみうり大手町ホール
2021年3月19日(金)~21日(日)
大阪府 COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール
原作:ジル・パリス
脚本・演出:
音楽:田中馨
出演:
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辰巳雄大主演「ぼくの名前はズッキーニ」 、孤独な少年の成長譚に「すごくワクワク」(コメントあり) https://t.co/wX3tVNAdcA