泊は初日を観劇した観客から「ラスト、何があっても私たちは幕を上げて世を撃つのだ、という劇団の犯行声明のように感じられた」という感想を受け取ったと明かし、「今、世界が第3波に飲み込まれつつある中、この舞台を投下できた事を誇りに思います」と胸の内を語っている。
上演時間は1時間45分。公演は12月6日まで行われたあと、1月30・31日に福岡・久留米シティプラザ Cボックスでも上演される。なお本日5日18:00開演回の終演後には、久留米大学附設高校演劇部の顧問・岡崎賢一郎と泊により、“コロナ禍で生まれた演劇”にまつわるアフタートークが行われる。
泊篤志コメント
もしかしたらあけないかも?と思っていた初日が無事あけました。コロナ禍にあって、感染症のことばかり考える数カ月を経て、今から10年後、次の感染症に覆われた物語が生まれました。初日を観てくださった方から「ラスト、何があっても私たちは幕を上げて世を撃つのだ、という劇団の犯行声明のように感じられた」という感想を頂いて、ああそうだったんだなと自分で知ることとなりました。今、世界が第3波に飲み込まれつつある中、この舞台を投下できた事を誇りに思います。
飛ぶ劇場Vol.42「ガギグゲゲ妖怪倍々禁」
2020年12月4日(金)~6日(日) ※徳岡希和の「徳」は旧字体が正式表記。
福岡県 北九州芸術劇場 小劇場
2021年1月30日(土)・31日(日)
福岡県 久留米シティプラザ Cボックス
作・演出:
出演:桑島寿彦、木村健二、葉山太司、
ステージナタリー @stage_natalie
【公演レポート】感染症に覆われた世界で妖怪たちは…飛ぶ劇場「ガギグゲゲ妖怪倍々禁」幕開け(コメントあり)
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