来年1月に上演される「『アルプススタンドのはしの方』高校演劇ver.」の出演者が発表された。
籔博晶が脚本を手がけた「アルプススタンドのはしの方」は、2017年に兵庫県立東播磨高等学校が第63回全国高等学校演劇大会で上演し、文部科学大臣賞(最優秀賞)を受賞した作品。昨年には劇団献身・
「高校演劇ver.」として上演される今回、奥村演出による関西弁上演となる関西チームには、左京ふうか、
公演は来年1月7日から11日まで東京・浅草九劇にて。チケットの先行予約は12月5日、一般販売は12日に開始される。なお本作では映像配信も予定。出演者からのコメントは以下の通り。
左京ふうかコメント
高校で最後にこの脚本を演じてから3年半。またこの芝居をする機会が訪れるとは夢にも思いませんでした。
約一年、この脚本と、安田あすはと、向き合った高校時代。当時、あすはは、普段の自分よりちょっとお喋りで、自分よりちょっとひねくれた存在でした。今改めて読んでみると、また新たな存在として映ります。あすはも、ひかるも、藤野くんも、宮下さんも。
“今”演じることで伝わることを大切に、お届けしたいと思います。
平井亜門コメント
映画版「
藤谷理子コメント
この作品の魅力について先日、藤野役の平井さんが「これはとても優しい作品なんだ」とおっしゃっていて、まさに!と思いました。
端っこにいた高校生の頃の自分を、そしてあまり変わらず大人になってしまった自分を、肯定して背中を押してくれるような作品です。
キャストが変わったり変わらなかったり、関西弁だったり標準語だったり、上演されてきた舞台や映画とまた違った味わいになるかと思います。
どうぞよろしくお願いします!
中井友望コメント
この作品は見てもらった人に、「見た」というより一緒に「体験した」と感じてもらえる作品だと思います。人との会話からでしか生まれない感情を、言葉のキャッチボールを楽しみながら表現できたらと思います。
私が演じる宮下は4人の中で一番甲子園のあの場所に来てよかったと思ってる子だと思います。純粋なのにすごく不器用で。
甲子園の応援の物語ですが、宮下のことも応援したくなるキャラクターになればいいなと思います。
三木理紗子コメント
この度、「アルプススタンドのはしの方」に参加させていただきます!
私が演じさせて頂く安田あすはは、自分の言葉をはっきり伝えられる芯のある子ですが、その反面いつもどこか妥協してしまう部分があります。野球部の試合をスタンド席のはしの方から見ている4人のように、主役や1番になれなかった経験がきっとほとんどの人にあるからこそ、誰にでも共感できる部分があると思います。
今年は何かを諦めなければならないことが多い年でした。そんな今、この舞台で少しでもたくさんの人を元気づけられたら嬉しいです。
犬飼直紀コメント
観ている側のドラマという誰も注目しないところに焦点が当たっているのが面白いと思いました。見どころは会話のテンポの良さと、リアクションで試合の進行を表現するところです。
僕が演じる藤野は勉強も部活もパッとしない元野球部。頑張れない藤野が、甲子園という舞台で頑張れている同級生を見て、何を思うか。一生懸命考えながらリアルな感情を追求できたらと思います。
4人で息をあわせて頑張るので、ぜひ観に来てください!
橋本乃依コメント
田宮ひかるを演じさせて頂く橋本乃依です。ひかるは一見大人しく見えますが、心の奥深くに熱い思いを抱いている実は熱血的な女の子だと思っています。そこを繊細に表現し、魅力的な女の子に見えるように演じたいと思います。
またこの作品は、演劇という名の応援歌だと思っています。
観にきてくださった方にとっての明日の活力になれるような、パワーのある作品を作り上げたいと思います。皆さんぜひ私たちと一緒に青春しにきてください!
蒼波純コメント
今回、若宮ハルさん演出の関東チームの宮下として参加させていただくことになりました。しょうがないと言ってしまう状況の中ではありますが、皆さまに愛される演劇になるように頑張りたいと思います。
恵は周りからは近づきにくいと思われ、一見周囲のことは気にしなさそうですが、繊細な部分もあると思っているので、そういうところも出していけたらと思います。
「『アルプススタンドのはしの方』高校演劇ver.」
2021年1月7日(木)~11日(月・祝)
東京都 浅草九劇
脚本:籔博晶
関西チーム
演出:
出演:左京ふうか、
関東チーム
関連記事
Hana @hana__0411
2021年の観劇初めはこれ!
年末から平井亜門くん続き😊
https://t.co/YIxxnv7LKS