「地水火風空 そして、踊」が来年1月2日12:00から、PIA LIVE STREAMで配信される。
「地水火風空 そして、踊」は日本舞踊協会による日本舞踊映像作品。
本作は“日本舞踊Neo”という、劇場空間外で日本舞踊の魅力を発信していく企画で、東京・乃木神社、高知の仁淀川、現代美術作家・杉本博司が設立した神奈川・江之浦測候所で撮影された。映像には雨乞いの乙女・天女役の
菊之丞は「踊りの原点ともいえる祈りと願いを、映像芸術として観客の皆さまに届けることに挑戦しました」と言い、「踏みしめる足は大地を鎮め、祈りの跳躍は炎を揺らす、突き上げる手は風を呼び込み、流れる水に清められた乙女は、天女となって空高く舞い上がる。そして、私たちはまた踊りだします」と作品への思いを語った。配信は1月15日23:59まで。
尾上菊之丞コメント
「私たち日本舞踊家にとって、五大や五輪と言われる五つの要素、地・水・火・風・空の他にもう一つ、『踊』 という要素が生きていくために必要である。」
これこそが作品タイトル「地水火風空 そして、踊」に込めた思いです。日本の踊りは古来より五穀豊穣や子孫繁栄、病気平癒といった人々の祈りと願いを、人間の身体を通して表現し神仏に捧げたものです。踊りの原点ともいえる祈りと願いを、映像芸術として観客の皆さまに届けることに挑戦しました。踏みしめる足は大地を鎮め、祈りの跳躍は炎を揺らす、突き上げる手は風を呼び込み、流れる水に清められた乙女は、天女となって空高く舞い上がる。そして、私たちはまた踊りだします。
「地水火風空 そして、踊」配信
2021年1月2日(土)12:00~15日(金)23:59
作・演出:
振付:花柳昌太朗、花柳大日翠
音楽:藤舎貴生
出演
雨乞いの乙女・天女:
神官:市山松扇、花柳寿楽、若柳吉蔵
僧:猿若清三郎、西川大樹、花柳寿美藏、若柳里次朗
雨乞いの乙女たち:花柳喜衛文華、花柳笹公、花柳秀衛、坂東はつ花、藤間眞白、藤間蘭翔
田植え踊りの男たち:花柳輔蔵、花柳昌鳳生、藤間豊彦、藤間涼太朗
祭司:
ステージナタリー @stage_natalie
私たちはまた踊り出す、藤間爽子・松本白鸚らが“祈り”踊る映像作品を配信(コメントあり)
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