櫻井智也、MCR EXPO’20Wで過去作2本を再構築「俺はやる！ついて来い！までに回復」

MCR EXPO’20W「女がつらいよ」「パンダが降る日」が12月2日から13日まで、東京のOFF・OFFシアターで上演される。

MCR EXPO’20Wは、主宰の櫻井智也が今年5月の公演中止・延期を経て、自身に公演ができるのかという思いから「出来てるか出来てないか分からないけどやってみる、やってみたい、俺はやる！ ついて来い！までに回復した」ことから行われる2本立て公演。今回は2011年に上演された「女がつらいよ」と、2017年に上演された「パンダが降る日」を回替わりで送る。

「女がつらいよ」ではこのたび、主人公となるコンプレックスを抱えた42歳の女性を、若い女性に変更して再構築。また、「パンダが降る日」では「私がマンガ家になっても」と言う3人の物語に、それぞれのお相手が書き加えられた。櫻井は「クソみたいな一年の師走に『まあ、あれだよね、クソみたいな一年だったけど、悪いことばかりでもなかったような気がしないでもないな』と思っていただけるように頑張りたいと思っております」と意気込みを見せた。

「女がつらいよ」には川久保晴、堀靖明、澤唯、猪股和磨、川口知夏、松尾太稀、キタタカシ、大石ともこ、山本陽子、熊野善啓、「パンダが降る日」には櫻井のほか、おがわじゅんや、北島広貴、上田房子、伊達香苗、湯川紋子が名を連ね、どちらも櫻井が作・演出を手がける。また、本公演では有料配信も予定。詳細は決定次第、公式サイトで発表される。