「『家庭教師ヒットマンREBORN!』the STAGE -隠し弾(SECRET BULLET)-」が、昨日11月7日に東京・天王洲 銀河劇場で開幕した。
天野明によるマンガ「家庭教師ヒットマンREBORN!」の舞台化第4弾となる本作は、子安秀明による小説版「家庭教師ヒットマンREBORN! 隠し弾」(集英社JUMP j BOOKS)をもとにしたスピンオフ作品。脚本を劇団鹿殺しの
公演はスピンオフストーリーの2本立てで、1幕の「X-炎(イクス フィアンマ)」ではボンゴレの独立暗殺部隊・ヴァリアーの前日譚、2幕の「跳ね馬 爆走!(スタンピード)」ではキャバッローネファミリー10代目ボスであるディーノの修行時代が描かれる。ニーコは「“2本立て”がとにかく贅沢! 雰囲気は全く違う2本になりましたが、やはり『家庭教師ヒットマンREBORN!』の世界としてつながっているので、いろんな楽しみ方ができると思います。どのキャラクター達もすごく魅力的に舞台上で生きているので、1人ひとりに注目してみてください」とコメント。山田は「今回の『リボステ』は一味違います。1幕と2幕でも雰囲気が違くて、でも『リボステ』で……不思議な感覚になると思います。それだけ面白い作品です。みんな気持ちを前のめりにして、ぜひご観劇ください!」と来場を呼びかけた。
林田は「『X-炎(イクス フィアンマ)』の見どころは、炎です。そしてこれまでは対多数と話す事が多かったXANXUSですが、今作ではほとんどオッタビオとしか話していないので、2人の間に流れる空気をみなさまに感じていただけるよう、努めます」と意気込みを述べ、山本は「カンパニーの皆さんにとても優しく接していただき、今ではすっかり『リボステ』の一員になることができて大変感謝しております。稽古場でみんなが役について話したり笑い合ったりするのを見て、本当に全員が『家庭教師ヒットマンREBORN!』という作品を愛しているんだなぁと感じました」と感慨を語る。
そして汐崎は「作品とは続けていけばいくほど期待値は上がり、プレッシャーも増していくと思います。予想は裏切る、期待は裏切らない、そういう事と戦い続けていくことが切り拓くということだと思います。『リボステ』に初参加の僕ですが、ティグレとして『リボステ』の歴史に良き足跡を刻めたら」と気合十分な様子を見せた。上演時間は約2時間20分。公演は11月15日まで行われたあと、19日から22日まで京都・京都劇場にて上演される。また、ライブビューイングが11月14日18:00開演回、一部公演のライブ配信とディレイ配信がRauten TVを通して実施される。
ニーコ コメント
ちゃおっス! ついにここまで来ることが出来ました!
今作は「リボステ」シリーズで初のスピンオフ小説からの舞台化。文字から自分たちで膨らませていく作業はとても新鮮でした。そして“2本立て”がとにかく贅沢! 雰囲気は全く違う2本になりましたが、やはり「家庭教師ヒットマンREBORN!」の世界としてつながっているので、いろんな楽しみ方ができると思います。どのキャラクター達もすごく魅力的に舞台上で生きているので、1人ひとりに注目してみてください。
ディーノ役の山田ジェームス武くんは、とても真っ直ぐフルパワーで芝居する人。ディーノの成長物語と重なるかのように、稽古場でいろんな成長を見せてくれました。ふだんの会話でもリボーンとディーノみたいなやり取りをしているので、師弟関係はすぐに作ることが出来ました。そしてXANXUS役の林田航平くんは、オン・オフの切り替えがしっかりあって、芝居中はXANXUSのオーラをどのシーンでも、ものすごく纏っています。オフの時の天然キャラとの違いが凄い(笑)。
「リボステ」のスタッフ・キャスト一同、とにかくお客様と一緒に「家庭教師ヒットマンREBORN!」の世界を楽しむ事だけを考えて今日までやってきました。演じる事が出来る奇跡に感謝を忘れず、来てくださるお客様の全員の顔を見れるように千秋楽まで頑張りたいと思います。
山田ジェームス武 コメント
「リボステ」第4弾にして、漫画、アニメからではなく小説のエピソードを舞台化しています。今までの「リボステ」とは少し違った空気感を楽しんでください!
「跳ね馬 爆走!(スタンピード)」では、僕が演じるディーノは、ディーノ“さん”ではなく、ディーノ“くん”。性格であったり、在り方、考え方、子どもっぽさ。その表現に苦戦しました。
リボーン役のニーコさんは尊敬するところだらけです。見た目はノリとハッピーの塊ですけど、それ以上に優しさと面倒見の良さの塊でもあります。1人ひとりに声をかけてほぐしてくれるので、カンパニー全体にどんどん活気があふれてきて、作品作りも前のめりになっていく。素敵な座長です。
今回の「リボステ」は一味違います。1幕と2幕でも雰囲気が違くて、でも「リボステ」で……不思議な感覚になると思います。それだけ面白い作品です。みんな気持ちを前のめりにして、ぜひご観劇ください!
林田航平 コメント
「X-炎(イクス フィアンマ)」の見どころは、炎です。そしてこれまでは対多数と話す事が多かったXANXUSですが、今作ではほとんどオッタビオとしか話していないので、2人の間に流れる空気をみなさまに感じていただけるよう、努めます。オッタビオ役の山本匠馬さんは、鋭い方です。ふだんはクールですが、屈託なく笑うところが素敵な方です。
ご覧いただける全てのみなさまに楽しんでいただけるように、全身全霊で演じます。楽しみにしていて下さい。
山本匠馬 コメント
シリーズ3作品を経てきている座組なだけに、メンバーが阿吽の呼吸で芝居をしているのを見て流石の一言でした。最初は上手くコミュニケーションが取れるか不安でしたが、カンパニーの皆さんにとても優しく接していただき、今ではすっかり「リボステ」の一員になることができて大変感謝しております。稽古場でみんなが役について話したり笑い合ったりするのを見て、本当に全員が「家庭教師ヒットマンREBORN!」という作品を愛しているんだなぁと感じました。
XANXUS役を演じる林田航平くんは、とても謙虚で真っ直ぐ。僕はアイデアが浮かぶとその場で試したくなる事があり、それを「遊び」と呼んでいるのですが、彼はちゃんと受け止めてくれるんです。XANXUSという冷静沈着かつ大胆で凶暴な性格にも関わらず、意外にも稽古場ではニコニコよく笑うチャーミングな人。そのギャップが彼の魅力です。
まず、このコロナ禍で作品を上演出来ることに感謝致します。去年までは当たり前だと思っていた事が今年からはそうではない。おそらくご観劇にお越しの方も、同じ事をお思いなのではないでしょうか。しかし我々表方・裏方一同はそんな時だからこそ諦めてはならないのです。演劇の火は消させません。みなさまが安全に楽しんでいただけるよう尽力致しますので、どうか最後までお付き合いいただければ幸いです。
汐崎アイル コメント
「跳ね馬 爆走!(スタンピード)」は、活劇! 成長ストーリー! って感じの様式美と、仁侠ロマンを兼ね備えたイタリアン・アクション・エンターテインメントです。どうか、まばたきを忘れてお楽しみ下さい。
カンパニーは「楽しい、優しい、健やか」この3つがポイントだと思います。「リボステ」のカンパニーがそう育ってきたのは、真ん中にいるニーコさん達がいるからこそだなと感じました。とても親しみやすくてうれしかったです。そして今回、深い間柄を演じるのが戦友の新田健太くん(ロマーリオ)。4回くらい共演してきたのに役として会話するシーンがほぼなかったので、やっとがっつり対峙できてうれしいです。にっちゃん、色々ありがとう。
作品とは続けていけばいくほど期待値は上がり、プレッシャーも増していくと思います。予想は裏切る、期待は裏切らない、そういう事と戦い続けていくことが切り拓くということだと思います。「リボステ」に初参加の僕ですが、ティグレとして「リボステ」の歴史に良き足跡を刻めたらと思います。
「『家庭教師ヒットマンREBORN!』the STAGE -隠し弾(SECRET BULLET)-」
2020年11月7日(土)~15日(日)
東京都 天王洲 銀河劇場
2020年11月19日(木)~22日(日)
京都府 京都劇場
原作:「家庭教師ヒットマンREBORN! 隠し弾」(小説:子安秀明、原作:天野明 / 集英社JUMP j BOOKS)
脚本:
演出・映像:
音楽:
キャスト
リボーン:
ディーノ:
XANXUS:
S・スクアーロ:
ルッスーリア:高木勝也
ベルフェゴール:
レヴィ・ア・タン:
マーモン:
ヴェッキオ・モスカ:工藤翔馬
オッタビオ:
ロマーリオ:
ティグレ:
キャバッローネ9代目:
アンサンブル:池田彰夫、佐藤佑樹、天野佑、新原ミナミ、足利至、森川大輝、下瑞穂、丸野裕太
※高崎俊吾の「高」ははしごだか、「崎」は立つ崎(たつさき)が正式表記。
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【公演レポート】スピンオフ2本立ての「リボステ」第4弾開幕、リボーン役・ニーコ「1人ひとりに注目して」(コメントあり)
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