「フェスティバル/トーキョー20」の参加作品「わたしたちは、そろっている。」は、モモンガ・コンプレックスによる“観察型ミュージカル的ダンス・パフォーマンス”。振付・演出を
開幕に際し、白神は「ここで、『ひとりだけど、ひとりではできないことをやっている』という感覚は、地球に住んでいる、と自覚したときと同じ感覚でした。とても壮大な三部作になりました。踊りが生まれ、音楽が生まれ、劇場入りしてさらに空間が生まれて、様々な知恵と思いが合わさったこの時に是非立ち合っていただきたいです」と手応えを語った。
白神ももこコメント
ここで、「ひとりだけど、ひとりではできないことをやっている」という感覚は、地球に住んでいる、と自覚したときと同じ感覚でした。とても壮大な三部作になりました。
踊りが生まれ、音楽が生まれ、劇場入りしてさらに空間が生まれて、様々な知恵と思いが合わさったこの時に是非立ち合っていただきたいです。
西井夕紀子コメント
小屋入りして、まさに今回でしかありえないだろうセットが組まれた劇場内をゆっくりと歩いてみた。
わたしたちはそれぞれの場所で生きている。見えない、会えない、互いに存在さえ知らないかもしれない人々の日常から発される雑然としたとりとめのない音。しかし私の立っている位置から耳に取り入れる時、なぜか壮大な地球のオペラに出会っているように感じられた。自然とつながりを持っているような癒しのある音も、うまくいっていない「かたまり」や「ひっかかり」のような音も、みんな含んだ世界のざわめきだ。
私はある時からずっと、それぞれの人の振動と認識した世界そのまんまが「歌」になっていることを夢見ている。
歌でひとつになろうとなんかしなくても、ただただ人々から出ているこれらの振動は、すでにこの世界と誰かを取り巻く環境を作っている、そう感じさせてくれる作品になったと思う。
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モモンガ・コンプレックス「わたしたちは、そろっている。」
2020年10月24日(土)・25日(日)
東京都 東京芸術劇場 シアターイースト、F/T remote(オンライン会場)
振付・演出:
音楽監督:
出演:
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熊井玲 @rei720
すごくよかった。流れる時間を感じつつ、それぞれの輪郭がくっきり見えて来るような作品。
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