三土幸敏と佐久間麻由が「トビウオ人間VS形の無い何か」を無観客上演

2人乗り芝居「トビウオ人間VS形の無い何か」が9月30日に配信上演される。

2人乗り芝居は、俳優の三土幸敏と佐久間麻由が立ち上げた、今回限りの演劇ユニット。ピチチ5の福原充則が2006年にニッポンの河川の旗揚げ作品として書き下ろした本作を、佐久間の演出により立ち上げる。上演について佐久間は「この公演の企画をはじめたのは、緊急事態宣言が解除されたばかりの頃、いろんなことを掻い潜って公演をするのには、誰かを傷つけるかもしれなくて、それでも……演りたいお芝居ってなんだろう……。お客さんのため？ お客さんのためなら、今じゃなくても良いのでは ないか……。自分のための？ 自分のためなら、今じゃなくても良いのではないか……。お金のため？ 本当に？……自問自答する日々でした」と振り返り、「そして、辿り着いた、“私の演る意味”は、“神さまに捧げ、願い、祈るため”、でした」「とにかくがむしゃらにさせてくれる、この大好きな作品に、想いをのせて。 疫病退散だけでなく、平和を願い、神さまに、この世界に、祈り捧げたいと思います」と思いを語っている。

公演は東京・浅草九劇にて無観客上演され、その様子が生配信される。視聴料は2000円で、4日間のアーカイブ配信付き。