シス・カンパニー公演「たむらさん」が10月9日から11日まで東京・新国立劇場 小劇場で上演される。
劇団た組の
上演に際し、加藤は「今回の劇では複雑な事をそのまま持ってる人と簡単にしてしまった人が出てきますが、何度か一緒してる橋本さんと豊田さんは、ややひねくれつつ、やや真っ直ぐなので、そういうものがうまく舞台の上にやや乗せできると思っています」とコメント。橋本は「期待大の“挑戦作”です。憧れであったシス・カンパニーさん、そしてとても信頼している作演の加藤拓也氏と共演の豊田エリーさん、この上ないほどの贅沢な場で、思い切り羽を広げさせてもらいます」と意気込みを語り、豊田は「加藤さんの描く人間は、確かに生きていると信じてしまう実在感に溢れていて、橋本さんもまた人の弱さや歪みも含んだリアルな様を表現するのが素晴らしいので、これからはじまる稽古が楽しみで仕方ありません」と期待に胸を躍らせている。
チケットの一般販売は9月26日10:00にスタート。
加藤拓也 コメント
加藤です。劇を書いている時は複雑な事は複雑なまま理解できる大人になりたいと思ってたのですが、なんといざそんな世界になると難しくて嫌になってしまいました。
簡単な世界の方には簡単には戻らないのでしょうけれども楽がしたいのでどこかでずるできないか考えてしまいます。
今回の劇では複雑な事をそのまま持ってる人と簡単にしてしまった人が出てきますが、何度か一緒してる橋本さんと豊田さんは、ややひねくれつつ、やや真っ直ぐなので、そういうものがうまく舞台の上にやや乗せできると思っています。
橋本淳 コメント
「たむらさん」のお話を頂いたとき、すぐに飛びつき、面白いと心から思える企画に心躍りました。
しかし、その数秒後には、恐ろしいほどの恐怖感が襲ってきました。
今現在もずっと襲われています。わたくし、襲われ続けています。
しかし、恐怖心が大きいほどに、それは返ってくるものも大きいということ。
どうせなら思い切り楽しもうと思ってなんだか開き直ってもいるという不思議な現状。
皆様への情報開示もそこまでしていないので、どんな内容かは分厚いベールに包まれていますが、期待大の“挑戦作”です。憧れであったシス・カンパニーさん、そしてとても信頼している作演の加藤拓也氏と共演の豊田エリーさん、この上ないほどの贅沢な場で、思い切り羽を広げさせてもらいます。
コロナ禍でなかなか劇場に足を運びづらい時節ですが、皆さまに届く歪な作品をお届け出来る様に、最後まで闘います。
お楽しみにしていてください。
豊田エリー コメント
加藤さんの描く人間は、確かに生きていると信じてしまう実在感に溢れていて、
橋本さんもまた人の弱さや歪みも含んだリアルな様を表現するのが素晴らしいので、
これからはじまる稽古が楽しみで仕方ありません。
今回の作品について、まだお伝えできることは少ないのですが、
脚本を読んだ時に味わった、足元がぐらつくような感覚をみなさまにもお届けしたく思っています。
憧れのシス・カンパニー公演。これまでに幾度となく足を運んだ新国立劇場 小劇場。
どひゃー、ドキドキです。
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シス・カンパニー×加藤拓也の“挑戦作”「たむらさん」に橋本淳&豊田エリー(コメントあり)
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