「イケメン戦国」明智光秀編が幕開け、主演の橋本全一「全力を注ぎます」

「イケメン戦国THE STAGE～明智光秀編～」が、昨日9月4日に東京・EX THEATER ROPPONGIで開幕。これに先駆け同日、ゲネプロと囲み取材が行われた。

本作は、CYBRIDの恋愛シミュレーションゲーム「イケメン戦国◆時をかける恋」を原作とした舞台シリーズの最新作。劇中では、京都旅行中、突然雷に打たれ、戦国時代にタイムスリップしてしまったヒロイン・水崎舞（斉藤瑞季）と戦国武将たちの物語が描かれる。織田信長（小笠原健）の命を救ったことで彼に気に入られ、安土城で暮らすことになった舞は、明智光秀（橋本全一）と行動を共にする。光秀の意地悪に翻弄される舞だったが……。

今作で座長を務める橋本は、初日を迎え「この座組で初主演を踏めるというのが、本当に喜びでもありますし幸せだと感じています」と感慨を述べ、「お客さんが半分になってしまうことが残念な部分ではありますが、僕たちがやることは変わらないので、全力でお届けしようと思っております。最後まで応援していただければ」と観客にメッセージを送る。

そんな橋本に対し、本シリーズの過去作で主演を務めた経験のある小笠原は「毎日、舞ちゃんとの恋を新鮮に楽しんでください。一生懸命、第6作まで育ててきたコンテンツですので、初主演を楽しみながら暴れていただければなと。全力でサポートします」、上杉謙信役の橘龍丸は「今回、演出・脚本も変わって今までとは違う雰囲気だと思うので、僕らがわからない全さんの生みの苦しみがあって大変だと思います。きっと素敵な恋が生まれると思いますので、がんばってください」、顕如役の中村誠治郎は「全ちゃんらしく楽しんで演じていただければ。せっかくラブシーンできるんなら、楽しんじゃえばいい！」と、それぞれ激励の言葉を送った。

今作のヒロイン役を演じる斉藤は「意地悪な明智光秀さんに振り回されて、どのように舞が成長していくのか、そしてどのように光秀さんに心を開いていくのかというところを、丁寧に大切に演じていきたい」と言葉に力を込める。最後に橋本は「こういった（コロナ禍の）状況の中で舞台に立たせてもらえるので、ご来場いただける方、配信で視聴される方、そしてキャスト・スタッフ全員が楽しめるような、素敵な作品にできるよう全力を注ぎます。どうぞ最後まで応援のほどよろしくお願いいたします」と締めくくった。

上演時間は約2時間15分で、公演は9月9日まで。また配信プラットフォーム・uP!!!にて、9月8日19:00開演回、9日14:00開演回が配信される。事後配信は9月10日12:00にスタート。