「ダークマスター」がVR作品に、タニノクロウ「本当の世界を映し出す作品」

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「ダークマスター VR」が、10月9日から18日まで東京・東京芸術劇場 シアターイーストで上演される。

東京芸術祭2020・芸劇オータムセレクション「ダークマスター VR」ビジュアル

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庭劇団ペニノの代表作の1つ「ダークマスター」は、原作・狩撫麻礼、画・泉晴紀による「オトナの漫画」に収録された同名マンガを元に、タニノクロウが脚色・演出を手がけた作品。2003年の初演から、東京、大阪、宮城、富山で上演され、2018年には「ジャポニスム2018:響きあう魂」の公式企画としてフランス・ジュヌビリエで、昨年には「OzAsia Festival」に招待され、オーストラリア・アデレードで上演された。

「東京芸術祭2020・芸劇オータムセレクション」の一環として披露される今回は「ダークマスター」を再構想し、今回の上演用に撮影したパフォーマンス映像を特別仕様の空間で上映。各回20名限定となる観客は、VRゴーグルを装着して観劇する。VR映像の出演者には、FOペレイラ宏一朗、金子清文日高ボブ美が名を連ねた。

上演に際し、タニノは「5度目のリメイク『ダークマスター VR』は映像とライブをミックスした作品です。演劇が好きで劇場が好きな者たちがアイデアを出し合って製作しました」と述べ、「これはただの映像作品ではなく、劇場に観客が集うことでしか味わえないものであり、1つのライブの形であり、人間の見ている本当の世界を映し出す作品です。劇団創立20周年にふさわしい作品になると思います」と思いを語っている。

上演時間は約45分を予定。チケットのPeatixでの先着先行販売は9月5日10:00から11日19:00まで受け付けられ、一般販売は9月12日10:00に開始される。

タニノクロウ コメント

タニノクロウ

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「ダークマスター」は漫画が原作で、初めて舞台化したのが2003年、その後4度のリメイクをした長く人気が続いている作品です。漫画は20ページほどの超短編ですが、その中には人間の本質を見つめる鋭い視点があり、私にとって今でも強く想像力を掻き立てられる作品です。

5度目のリメイク「ダークマスター VR」は映像とライブをミックスした作品です。演劇が好きで劇場が好きな者たちがアイデアを出し合って製作しました。

これはただの映像作品ではなく、劇場に観客が集うことでしか味わえないものであり、1つのライブの形であり、人間の見ている本当の世界を映し出す作品です。劇団創立 20 周年にふさわしい作品になると思います。

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東京芸術祭2020・芸劇オータムセレクション「ダークマスター VR」

2020年10月9日(金)~18日(日)
東京都 東京芸術劇場 シアターイースト

原作:狩撫麻礼 / 画:泉晴紀( (株)エンターブレイン「オトナの漫画」所収)
脚色・演出:タニノクロウ
出演(VR映像):FOペレイラ宏一朗、金子清文日高ボブ美

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