舞台「Op.110 ベートーヴェン『不滅の恋人』への手紙」が11月から12月にかけて兵庫と東京で上演される。
舞台「Op.110 ベートーヴェン『不滅の恋人』への手紙」は、脚本を木内宏昌、演出を
ベートーヴェンの“不滅の恋人”アントニーに扮するのは
公演は11月28日・29日に兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール、12月11日から26日まで東京・よみうり大手町ホールにて、新型コロナウイルス感染予防・拡大防止の対策を施したうえで行われる。チケットは兵庫公演が10月10日10:00に、東京公演が17日10:00に販売開始。また、富山と愛知でも公演を予定している。
一路真輝コメント
栗山さんの作られる世界の中で、あのベートーベンが思いを寄せ続けた女性を演じる! なんと言う女優冥利に尽きることでしょうか。素敵なキャストの皆さまと初めての共演も楽しみです。ベートーベン生誕250年にこのような作品に関わらせて頂けること、また劇場の空間で皆様にお会い出来る事。とても幸せに思っています。わたしなりのアントニーを作っていきたいです!
田代万里生コメント
昨年8月に実際にベートーヴェンの所縁の地(ウィーンやハイリゲンシュタット)を辿って来ました。これまで歴史上の大作曲家と漠然と捉えていた人物でしたが、彼の家で想いを馳せると、「ついさっきまで彼はここにいたんだよ」と誰かに言われたような気持ちになり、確かな存在を実感することが出来ました。演出の栗山民也さんの導きにより、お芝居では初共演となる一路真輝さんをはじめ、素晴らしい皆様とこの新作舞台をお届け致します。是非劇場で不滅の愛の物語を体感して下さい。
栗山民也コメント
ベートーヴェンの熱き情熱を追う
ウィーンにお住まいの小熊節子さんから、手紙をいただいた。小熊さんは、オーストリアと日本の文化を繋ぐ、とても大切なコーディネイトの仕事をされている。その芸術に対する限りなく深い情熱と愛の気持ちに、いつも胸が熱くなる。
その内容は、ベートーヴェンについての舞台の企画のお話しだった。溢れるような、その途切れることのない音楽の話に、また音楽が好きでたまらない私の好奇心はどこまでも拡がり膨らんでいった。東京にいらっしゃるたびにお会いし、何度も語り合った。その多くの時間は、ベートーヴェンの音楽のように深く力強く前へ前へと向かう貴重な時で、何もかもが私の中に残っている。
昔から後期の弦楽四重奏曲とピアノ・ソナタを、特に大切なときに聴いてきた。その度に、その音の裏側から、ため息のように繊細で至高の美しさに充ちた光景が、目の前をゆっくりと流れるように映し出されるのだった。
そんな世界を訪ねてみようと、思う。
舞台「Op.110 ベートーヴェン『不滅の恋人』への手紙」
2020年11月28日(土)・29日(日)
兵庫県 兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール
2020年12月11日(金)~26日(土)
東京都 よみうり大手町ホール
※富山・愛知でも公演を予定。
原案:小熊節子
演出:
脚本:木内宏昌
音楽・演奏:新垣隆
出演:
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みやこわすれ @kenzakikuniko
一路真輝、田代万里生らの顔合わせでベートーヴェンの禁断の恋に迫る新作(コメントあり) https://t.co/DDcXq9bPhi