図夢歌舞伎「忠臣蔵」松本幸四郎＆中村壱太郎の副音声付きアーカイブ配信が決定

図夢歌舞伎「忠臣蔵」の副音声付きアーカイブ配信が、8月25・26日に行われる。

6・7月に全5回にわたり配信された図夢歌舞伎「忠臣蔵」は、松本幸四郎が「仮名手本忠臣蔵」をオンライン配信向けに新しく構成・演出した歌舞伎作品。今回の配信では、幸四郎と、第1回、第3回に出演した中村壱太郎が副音声で参加し、撮影現場の裏話を語る。第1回から第3回までが8月25日に、第4回と第5回が26日にリアルタイム配信され、その後、31日23:00まで各配信を視聴可能だ。なお、副音声なしの通常版のアーカイブ映像も25日から31日まで配信される。

またこのたび、「図夢歌舞伎家話」の配信が8月25日に行われることも明らかに。この映像は第5回の撮影後に収録されたもので、幸四郎、市川染五郎、市川猿弥が出演する。幸四郎は、配信に向け「歌舞伎座での公演が再開した今、劇場での“生で歌舞伎”と、配信による“おうちで歌舞伎”が共に、この先100年200年と続いていくことを楽しみにしています」とコメント。視聴チケットの販売は、いずれも本日8月21日10:00にスタート。

松本幸四郎コメント

まずは、皆様に感謝申し上げます。

「図夢歌舞伎」は、歌舞伎の舞台になかなか立てない状況の中で、何かできることはないかと思い、悩み、考え、立ち上げた企画でしたが、第5回までたくさんのお客様にご覧いただき、激励の声を数多く頂戴しました。改めて役者はお客様がいらしてこそだと、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

そして今回、配信をご覧いただいたお客様にも、この度のアーカイブ配信で初めてご覧になるお客様にも、さらに「図夢歌舞伎」をお楽しみいただけるよう、副音声付アーカイブ配信と、「図夢歌舞伎家話」の配信が決定しました。

副音声は壱太郎さんとご一緒に、既に懐かしい第1回から映像を見ながら振り返ってみたいと思います。第1回はもう2カ月も前になります。本当にいろいろなことがあったので……私も楽しみです（笑）。

「図夢歌舞伎家話」は、私と共に全5回皆勤賞の猿弥さんと、染五郎の3人で、「図夢歌舞伎」第5回終演後、そのまま撮影現場で収録しました。

歌舞伎座での公演が再開した今、劇場での“生で歌舞伎”と、配信による“おうちで歌舞伎”が共に、この先100年200年と続いていくことを楽しみにしています。