「9月文楽公演」で近松門左衛門「鑓の権三重帷子」、東京での上演は約11年ぶり

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「令和2年9月文楽公演」が、9月5日から22日まで東京・国立劇場 小劇場で開催される。

「令和2年9月文楽公演」チラシ

「令和2年9月文楽公演」チラシ

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本公演では、第1部に「寿二人三番叟」と「嫗山姥」より「廓噺の段」、第2部に「鑓の権三重帷子」より「浜の宮馬場の段」「浅香市之進留守宅の段」「数寄屋の段」「伏見京橋妻敵討の段」、第3部に「絵本太功記」より「夕顔棚の段」「尼ヶ崎の段」がラインナップされた。また「文楽入門~Discover BUNRAKU~」と題した第4部では、「壺坂観音霊験記」を解説付きで上演。公演は感染症対策を講じたうえで実施される。

なお国立劇場の公式サイトでは、第2部「鑓の権三重帷子」の予告編動画を公開中。東京では約11年ぶりの上演となる同作は、大阪で実際に起こった事件を元に、近松門左衛門が浄瑠璃作品として書き上げたものだ。劇中では、夏の夜を舞台に、美男の藩士・笹野権三と茶道師範の妻・おさゐの悲しい運命が描き出される。

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「令和2年9月文楽公演」

2020年9月5日(土)~22日(火・祝)
東京都 国立劇場 小劇場

第1部

「寿二人三番叟」
「嫗山姥」より「廓噺の段」

第2部

「鑓の権三重帷子」より「浜の宮馬場の段」「浅香市之進留守宅の段」「数寄屋の段」「伏見京橋妻敵討の段」

第3部

「絵本太功記」より「夕顔棚の段」「尼ヶ崎の段」

第4部

文楽入門~Discover BUNRAKU~ 解説 文楽をはじめよう「壺坂観音霊験記」より「沢市内より山の段」

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※初出時、本文に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

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白沢すいか @suika_sirasawa

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