伝説のテノール歌手・パヴァロッティのドキュメンタリー映画、特別映像を公開

9月4日に東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国で公開される映画「パヴァロッティ 太陽のテノール」の特別映像が公開された。

本作は“世界3大テノール”の1人で、2007年に死去したテノール歌手ルチアーノ・パヴァロッティの生涯を、初公開のアーカイブ映像と23人の証言でたどるドキュメンタリー映画。特別映像では、ロンドンの自然災害救済のために1991年に開催されたチャリティコンサートの様子が映し出されている。パヴァロッティは、このコンサートに出演し、ダイアナ妃と出会ったことをきっかけに、慈善活動に生き甲斐を見出すようになったという。また特別映像の冒頭では、本作の監督を務めたロン・ハワードが日本の観客に向け、メッセージを送っている。

本作では、パヴァロッティの並外れた音域と声量を、アカデミー賞に3度輝いた録音技師クリストファー・ジェンキンズが、ドルビーアトモスの多次元音響技術を用いてスクリーンによみがえらせた。さらに作中では、“世界3大テノール”のパヴァロッティ、プラシド・ドミンゴ、ホセ・カレーラスが初共演した1990年サッカーワールドカップ・イタリア大会前夜祭の野外コンサートの映像も公開される。